写真:「立神岩展望台」で。大きさ、形、形状、すべて自然のなせる業。
見下ろすと心臓はドキドキ、足はワナワナ。
午後からは民宿でバイクを借りて島内探検。レンタル料は5~6時間で2000円くらいです。主な道路は整備され、そのうえ車がほとんど走っていないので道路も景色も独り占め気分。曇りなので日焼けの心配もなく、風をきって走るのがとっても気持ちい~い!
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写真:オーシャンビューの一等地?に広がるお墓群。
祖納の村から東に向かうとすぐに、飛行機から見えた巨大なお墓群
「浦野墓地群」があります。沖縄地域のお墓は一般に大きく、中には普通の住宅と見間違うこともありますが、ここはあいよっこが知る限り、巨大さも数の多さも最大級です。
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写真奥にある亀の形をしたものが、有名な「亀甲墓」ですが、そのほかにも屋根がついた四角形の家型の墓や、あるいは牛乳パックを寝かせたような小さくて可愛い形で、まるでペットのお墓のようなものもあります。
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風雨が強く気候が厳しい地域では特に、保存性の高い「石」「石造物」が珍重されいろいろな意味を持ちます。絶対性・永遠性を求める気持ち、先祖を敬う気持ちの文化であり、あるいは富の象徴でもあったのでしょう。<o:p></o:p>
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<o:p>写真:周遊道路にあるテキサスゲートは、動物たちが移動しないための塀です。</o:p>
<o:p> (足がここに入るのを嫌う)</o:p>
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ゆるやかな斜面を登っていくと牛や馬たちがあちこちでのんびりしているのに出会います。ここが「東崎(あがりざき)」です。な~~んと、見たこともない個性的な顔の牛さんが多いです。顔面は白く、目の部分は黒く、胴体も全体に黒くて、つまり顔の白い部分がやけに目立つつくりです。
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たいていの牛たちはまったりしていますが、家族と思える三頭の集団がバイクを追いかけるように歩いてきました。個性的な顔(父?)を先頭に次に普通の顔(母?)、しんがりには小さい子ども牛の一行は、常にきちんと一列で歩き、なぜか笑いがこみあげてくるのです。(写真左)
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この一帯は厳しい海風や塩分を含む波の影響を受けて、独特の生態系や海蝕地形(断崖絶壁)を作っているため「東崎自然環境保全地域」に指定されています。
海岸線に沿って断崖の上に密生しているソテツは、短く矮性となった一種だけの純群落です。これがあるために、放牧した動物たちは海に落ちる危険性が少ないのではないかな?
写真:「立神岩展望台」は台風13号の影響で柵等が壊れて閉鎖中。展望台手前から神さまの横顔を。う~む、たしかに・・・。
島の周囲はほとんど断崖絶壁ですが、「立神岩」「展望台の岩」や「軍艦岩」などは特別な存在感で見るものを圧倒します。
見下ろしながら写真を撮るのも、心臓はヒヤヒヤ、足はワナワナ。自然の力ってすごいなあ、どうしてこんな面白い形が造られたのだろう、とあまりにも偉大なものの前では、かえってシンプルな感動だけです。
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