写真:海(太陽)に向かって咲く、与那国島の町花テッポウユリ
与那国島を訪れた4月初め、島中に野性のテッポウユリが満開でした。特に太平洋側、つまり南向きの絶壁の海岸線に群生しています。黒いゴツゴツした岩肌から、少しうつむき加減に咲く白く清々しいユリ。とても美しいコントラストです。
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海底遺跡遊覧半潜水艇「ジャックス・ドルフィン」(写真左)には朝9時の便に乗り込みました。わくわくわく。船内では簡単な説明があり、遺跡の地図(写真右下)とイヤホンを手渡されました。
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エンジン音を響かせて久部良(くぶら)港を出るころ、船長さんの説明が始まりました。でもエンジン音が大きく、方言でもあり、しっかりとことばが聞き取れません。<o:p></o:p>
説明しているこのおじさんが、海底遺跡を発見した新嵩喜八郎さんです。味のある風貌だし、ご本人の案内ももちろん嬉しいのですが、やはりわかりやすい声でお願いしたいです。後で「イヤホンをいつ使えばよかったのか、説明がなかったなあ」と思いました。適切に使用すれば聞きやすかったのかもしれません。
TV報道などでもご存知かと思いますが、海底遺跡は「海に沈んだ神殿か?」「人工構造物なのか?」あるいは「自然の奇跡的な産物なのか?」という議論があるみたいです。
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高さ約25m、幅100m以上の巨大な岩石の塊の中に、ループ状の道路や、階段状の場所、さらに平らなテラスや三角形に切り込んだ石などが含まれているのです。<o:p></o:p>
おじさんの説明で「・・・こんな三角形の石なんか自然では絶対にありえない・・・」と強調するところが聞き取れました。その様子から、あるいは学術的には「自然的なもの」という意見が多いのかもしれません。
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写真撮影に夢中だったので、実物をしっかり見ることができなかったのが残念です。撮った写真には、たしかに自然物というには複雑な、石や切り込みや段々などが写っています。
でも4月19日のブログに載せている「遺跡近くの地層写真」を見ると「こんな地層だったら海底遺跡もありうるなあ」とも思えませんか?
もし人間が造ったものだったら、他にも同類のものがあってもいいし、陸にあるものでそんな遺跡が残っていてもいいような気もします。みなさまはどうお考えですか?
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それにしても乗船料¥6000はどうよ? 沖縄諸島にはかなり多くの半潜水艇がありますが、まあ高くで¥3000くらいなのにね。この値段設定が島の観光全般の値段に影響を与えたり、いずれ乗船者が少なくなったりしなければいいですが・・・。
写真右:「三角形の石」とはこのことかな?
なにしろ説明が聞き取れなくて・・・。
今回できればシュノーケリングをしたいと思って電話すると、どこも「3人予約がないと催行しない」などの返事。
写真左:魚さんたちもテラスでひとやすみ。
実際に海岸線を走ってわかりました。この季節、海には高い波しぶきが立ち、まだまだシュノーケリングには冷たくて波が荒すぎる。ここは瀬戸内海ではなく、大海原なのだ! ほんと甘く見てすみません。<o:p></o:p>
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