写真:北信濃 2021/9/19~22
竜王山~志賀高原~秋山郷~飯綱高原~鬼無里
写真上:鬼無里~小川村の展望台から 幾重にも連なる山並み さすがだね~
日本ではコロナ禍の影響として、以前も書いた「従来よりさらに出生率が下がっていること」も重大です。かつて「狭い国土に高い人口密度、人が多すぎる!」と学んだものでしたが、その後の急激な出生数低下で、年齢別人口グラフはあっという間に逆ピラミッド型になりました。同時に人口密度に関する話はなくなり、近年は出生数・出生率低下や「(非労働)高齢層>(労働)若年層のバランスの悪さ」が問題となっています。
ちなみに厚労省の出生数統計では、「2021年上半期の出生数は40.5万人、 2000年以降で最少」(毎日新聞 8/24)で、「前年2020年同期比で2万5680人減。2020年間では84万832人(概数)で過去最少を更新したが、2021年は新型コロナ感染拡大の影響もあり、80万人台を割り込む可能性がある」と指摘しています。
それでは総人口はどうなのでしょう? 2021/11/30の総務省による「2020年国勢調査の確定値」では、「総人口は5年前の調査より94万9000人減少して1億2614万6000人余となり、5年前の前回調査から減少が継続」しています。しかしデータを詳細に見ると、実際には日本人人口は1億2339万8962人で、前回より約178万3000人、つまり報道値の約2倍減少しているのです。その差は外国人人口が84万人増えていることによります。
つまり新生児の誕生数も、総人口も以前からの減少傾向にコロナ感染症の影響でさらなる減少が継続しているようです。コロナパンデミックは若い人たちの出会いやコミュニケーション機会を封じ、「晩婚化・未婚化が増えている」報道もありましたし、また既婚であっても当然妊娠・出産をためらう人たちも増えるでしょうから、少子化問題の解決は相当難しそうです。国勢推進や納税、経済のためにも、当然各分野で模索が続いています。
ところで最近の外国ニュースで気になるのは、強権政治や飢餓・貧困からの逃亡難民の悲惨な映像です。「小さなボートにすし詰め状態」「越境しようとする難民VS防ごうとする警備隊」などを見ると、人々が落ち着く先はどこかにあるのかな、と胸が痛みます。(国によっては高層部の指令で難民行列を行っている、って本当?でも一部だよね)
想像するのは、もはや多くの国々が自国民を保護し、養い、生活させることが困難なのでしょうか?だとすると反面、日本社会のように「なんとかして出生率・出生数をあげたい」を議論できる国は、ある意味幸せで幸運なことかもしれないとも思えてきました。
*** 続く ***予定どおりにいかなくてスミマセン。
写真上下:北志賀高原の竜王山。アサギマダラ:近年「旅するチョウ」として、また毀滅の刃にも登場するとかで有名。長距離を飛ぶ渡りチョウ。特にマツムシソウとは色合いがステキです。
写真下:大谷地湿原 戸隠古道が横を通り、周囲はハイキングコース
ツマグロヒョウモン
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