年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

ハシビロガモ (8) ~ エクリプスのオス

2024年02月16日 | 写真~野鳥

 
ハシビロガモ(嘴広鴨)のオスは、「エクリプス」(オスが  メスと同じような地味な色合いの非生殖羽状態)でも、虹彩が黄色のままで、嘴(くちばし)も黒いままなので、簡単にメスと識別できます。
 
(↓)は、レベルは違いますが、エクリプス状態の2羽のオスです。 繁殖期のはずの1月下旬にエクリプス状態というのは ちょっと異常かも知れませんね。

 

 

 

コメント

アオジ (3)

2024年02月13日 | 写真~野鳥

  
アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀)は、日本では北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬するので、私めの住む中国地方では冬鳥です。
 
アオジの体上面は褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞が入ります。 上嘴は暗褐色で、下嘴の色彩は淡褐色。 体下面は黄色い羽毛で覆われ、喉が黄色です。
 
見た目の特徴は、オスは眼先と嘴の周りや喉が黒く、メスは全身が緑褐色の羽毛で覆われています。
 
アオジは、植物の種子や昆虫類を食べ、地上で採食しますが、用心深くて草むらの中に身を潜めているので、中々出会えません。 久し振りに行った里山で ほぼ6年振りに出会えた(↓)のアオジは全てメスのようです。

 
(↓)は ほぼ正面顔ですね。

 

 

コメント

ウミアイサ (9) ~ 食事中

2024年02月09日 | 写真~野鳥

 
ウミアイサ (海秋沙)冬鳥で、雌雄ともに後頭部に冠羽 があるのが特徴で、海に潜って魚を捕らえて食べる潜水魚食ガモです。 
見た目の特徴は、オス(奥側)の頭部は緑黒色、メス(手前側)は茶褐色です。(↓)

 
ウミアイサは獲った小魚は潜ったまま水中で食べてしまいますが、大きな魚を獲った時は、銜(くわ)えたまま浮上して来て 海面上で食べます(← 必ず という訳ではありませんが)。 今日は 大きな魚を銜えて海面に浮上してきたウミアイサ♂の食事中の姿を見て頂きます。(↓)

 
(↑)の魚は胴体断面が丸く、尾びれの模様が特徴的なので、ちょっと名前を調べてみましたが、結局判りませんでした。(涙)
 
(↓)はバタバタですが 食後の腹ごなし運動ですかね?(笑) 

 

 

コメント

鳥撮りの記録7 (2024年1月)

2024年01月23日 | 写真~野鳥

 
このブログに投稿した「鳥撮り」の成果の記事の 一昨年(2022年)分と昨年(2023年)分を合わせて 「鳥撮りの記録7」として 2年振りに書籍化しました。 (↓)

(↑)B5週刊誌サイズ、カラー印刷、156ページ、 6,010円(税送込)。
 
 

コメント

ツクシガモ (3)

2024年01月19日 | 写真~野鳥

  
ツクシガモ(筑紫鴨)は、有明海を中心とした九州北部に渡来する冬鳥で、「筑紫鴨」の和名もそこに由来するのですが、国&県の絶滅危惧II類になっており、九州北部以外では珍鳥の部類のカモです。
  
ツクシガモはほぼ雌雄同色ですが、冬羽のメスは嘴の根元に白い線がある(↓の写真を参照)のと、普通日本では見れない夏羽のオスは上嘴の基部にコブができるそうです。

  

ツクシガモには丁度 2年前に出会っております。(→ こちら

 

コメント

ノスリ (6)

2024年01月15日 | 写真~野鳥

 
今年2024年になって初めての鳥撮りに行った広い農耕地の縁のパイプ壁のテッペンに止っているノスリ(鵟)を発見。
 
ノスリは、私めの住む中国地方では冬鳥 で、農耕地など開けた場所で、主に野ネズミを餌とする (トビに次いで多い)さほど珍しくはない猛禽類です。
 
ノスリは、左右の脇腹をつなぐ腹部が黒く見える褐色の斑(黒い腹巻)があり、また喉部が黒いのが見た目の特徴です。

 

<腰~上尾筒部の毛づくろいをした様子>

 

 

コメント

ハヤブサ (2)

2024年01月12日 | 写真~野鳥

 
今年2024年になって初めての鳥撮りに行った広い農耕地に建つ鉄塔(→ 電線はなかったので送配電用ではなく、スマホ用でしょうかね)のテッペンに止っていたハヤブサ(隼)を発見。 
 
ハヤブサは、国&県の絶滅危惧Ⅱ類 に指定されている猛禽類で、高速飛行(特に急降下)能力が高く、見晴らしの良い高い場所から獲物を定め、急降下して飛んでいる小鳥を襲います。
 
ハヤブサの見た目の特徴は、眼を含む頬にヒゲ状の大きな黒斑が有ることで、いわゆる泥棒顔ですね。(笑)  

 

 
ハヤブサは、何時見たのか思い出せないほど 遠い昔に見て以来で、私めには珍鳥ですね(笑)。
 
 

コメント

コハクチョウ (3)

2023年12月27日 | 写真~野鳥

 
去る12月上旬に、5年振りに島根県の宍道湖西岸の斐伊川(ひいかわ)河口に鳥撮りに行って、マガンの雁行や採餌中の姿を撮って掲載しました。 
 
マガン以外にも白鳥類(オオハクチョウとコハクチョウ)も目的の一つでしたが、白鳥は遠い河口の中州に居続けて、近くの田んぼには来てくれませんでした。(とほほ)
 
だから、オオハクチョウ(大白鳥)なのか、コハクチョウ(小白鳥)なのか、明確に識別できませんでしたが、今年はコハクチョウばかりで、オオハクチョウはほとんど来ていないとの米子水鳥公園の情報から、また写真を見て体形からもコハクチョウっぽいので、タイトルは一応「コハクチョウ」としました。
 
 
<明け方のコハクチョウ家族~白鳥は家族単位で行動します>  

 

<河口のコハクチョウ家族。前後の頭が黒っぽいのが幼鳥/若鳥> 

 
<河口の中州前のコハクチョウの小群>          

 
<河口中州で休んでいるコハクチョウの群れ>              

この日はハクチョウの遠い姿だけでも見えたので良しとすると自分で自分を慰めるしかありませんでした。(涙)
 
  

 

コメント

ハジロカイツブリ (2) ~ 冬羽

2023年12月25日 | 写真~野鳥

ハジロカイツブリ(羽白鳰) は全長 30 ㎝程で、冬鳥 として日本に飛来する水鳥です。
 
ハジロカイツブリの一番の特徴は目が赤い(橙色)ことです。

 
尚、(↑)は、冬鳥なので冬に見える普通の冬羽の姿ですが、珍しい夏羽の姿は(→ こちら)をご覧下さい。
 
 

 

コメント

マガン (4) ~ 採餌

2023年12月22日 | 写真~野鳥

  
マガン (真雁) は日本に飛来して越冬する冬鳥で、西日本では島根県の宍道湖中部をねぐらにし、明け方「雁行」して、宍道湖西岸の斐伊川(ひいかわ)河口の中州に一旦降り立ち、そこから餌場の周辺の田んぼに向かうマガンが有名です。
 
 
<採餌する田んぼへ向かうマガンの群れ>      

 

<田んぼに降りるマガン達>                   

 
<田んぼで採餌中?のマガン達>              

 

 

 

コメント

マガン (3) ~ 雁行

2023年12月20日 | 写真~野鳥

 
マガン(真雁) は日本に飛来して越冬する冬鳥 で、西日本では島根県の宍道湖中部をねぐらにし、宍道湖西岸の斐伊川(ひいかわ)の河口両岸の田んぼで採餌するマガン(例年約2千羽)が有名です。
 
夜明けに何百、何千羽ものマガンの群が隊列を組んで飛ぶ 「雁行」 (がんこう) が冬の風物詩として有名で、マガンは国の「天然記念物」 に指定されています。
 
マガンは全長約72 cm、翼を広げると約1.5 mほどにもなる大型の水鳥 です。

2018年12月に斐伊川河口に初めて行きましたが、今年5年振りに再訪しました。 今日は「雁行」の様子を見て下さい。
 
<夜明け前の雁行>                 

 

<後ろから見た雁行>                     

 
<雁行>                        

 
<斐伊川河口の中州に降りる>                    

 
<斐伊川河口の中州に降りたマガンの大群>

 

 
私めの住む広島市から 島根の宍道湖西岸の斐伊川河口まで、車で約175㎞、約2時間半です。 日の出前の雁行を見るには、深夜3時起床でした! 好きな「鳥撮り」とはいえ、この歳には体力的にキツかったですわ。
 
 
 

 

コメント

タゲリ (5)

2023年11月17日 | 写真~野鳥

 
タゲリ  (田鳧)は、越冬のため日本に飛来する 冬鳥 で、最大の特徴で魅力は、頭部にクルリとカールした黒く長い数本の 冠羽 が伸びていることです。

 
(↑)はエンジェルポーズ中ですが、タゲリの翼上面の初列風切の先端4枚ほどの後縁が白いのも特徴です。 尚、(↑)では、次列風切が白く見えていますが、翼下面の白色が羽の間から透けて見えているもので、翼上面は黒色です。
 
 

コメント

コガモ (4) ~ 生殖羽へ換羽中の雄

2023年11月15日 | 写真~野鳥

 
もう11月も中旬だというのに、エクリプス(メスと同じような地味な色合いの非生殖羽)から生殖羽(種毎の特徴が明瞭な繁殖期の羽衣)へ換羽中の、チョット珍しい姿の コガモ♂ に出会いました。(↓)

 
例年なら11月になる前には換羽が完了しているはずなのですが、今年の10月11月は夏日が続く異常な暑さだったので、繁殖期の冬はまだまだ先だと思って、生殖羽への換羽が遅れたのでしょうね。  
 
 
 

コメント

クイナ (2)

2023年11月13日 | 写真~野鳥

 
クイナ (水鶏、秧鶏、水雉) は、本州中部以南の水田、河川、湖沼周辺の湿地に冬鳥 として飛来しますが、数は少なく、また半夜行性で、昼間は草むらや茂みの中で休んでいることが多く、その上、とても臆病で非常に警戒心が強く、めったに姿を見られないという意味でも、珍鳥 と言える野鳥です。
 
先ず、どういう場所で出会えたのか、(↓)でお判り頂けるでしょうか?
 水辺に枯れた雑草の茂みがあり、手前と奥には黄色い花が咲いています。 赤い楕円の中に「草被り」状態で 赤い嘴と白いアイリングが目印になる右向きのクイナがいます。 

 
それでは、クイナを見て頂きましょう。
クイナは、体の大きさに対して長めの嘴(くちばし)の上側は黒いですが下側は赤くなっているのが特徴の一つです。
 
クイナの体色の特徴は、顔から胸は青灰色ですが、目の下と胸はオリーブ褐色なこと、また、脇から下腹と下尾筒は鮮やかな白と黒の粗い横縞模様になっていることです。

 
(↑)では、手前向きに顔を向けていて、赤い下嘴が見えず、黒い上嘴しか見えないのですが、ほぼ正面顔です。

 
(↓)は、目が水に浸かる程、顔を水中に入れて餌取りをする姿です。  クイナは水中に潜ることもできるそうです。 クイナは雑食性で、昆虫や小魚、カエル等の両性類、植物の実や若い芽など、ほぼ何でも食べるようです。 

 
先週 5年振りに出会えたクイナに 今も興奮冷めやらず状態の爺さまでした。(笑)
 
 

 

コメント

ムナグロ (9) ~ 冬羽

2023年10月18日 | 写真~野鳥

 
ムナグロ   (胸黒) は、春と秋の渡りの時季に日本に立ち寄る 旅鳥 で、ムクドリ位(全長24cm位)の大きさの チドリの仲間です。
 
ムナグロ冬羽 は、顔から胸にかけての 夏羽では真っ黒だった部分が、淡い黄褐色となり、横斑が入ってきますが、黒く短い嘴(くちばし)と黒い目、白い眉斑に特徴があり、何といっても横から見ると浅いヘルメット状(坊ちゃん刈り風?)の頭部と、目の後方斜め下方の 耳羽 (じう)周りよりも濃い褐色になって目立つのが最大の特徴で識別点です。
 
(↓)の写真には、背中の模様が薄い褐色と 濃い黒褐色の2羽のムナグロ冬羽が写っていますので、区別して見て下さい。 

 

 
 
(↓)は、背中の模様が薄い方の1羽ですが、右足だけで立っていて、普通は休憩ポーズで、畳んだ左足の踵(かかと)が下腹部に少しだけ見えています。 実はこの子は左足が怪我をしており上手く歩けないことを発見しました。(→ 残念ながら、びっこで歩く姿の写真はありません) だから、この子の写真は、ほぼ同じ所で右足立ちの写真しかありません。 お気付きになりましたでしょうか?  違う場所とか歩いている姿の写真は、背中の模様が濃い方の子なのです。

 

(↓)は、ムナグロ冬羽の腰と腹は白いという証拠写真です。 

 
私めの「鳥撮り」の使用機材は、キャノンのパワーショット「SX70HS」ですが、今年4月末に「レンズエラー」とのエラー表示が出て(→ こちら)、それ以降現在も AF(オートフォーカス)の作動不全になったままでおります。 車を買い替えたりと、物入りが続いており、カメラの買い替えまで手(金)が出せません。(とほほ)  ピントが大甘の お見苦しい写真が多くて申し訳ありませんです。 m(_ _)m 

 

 

コメント