年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

ホオジロガモ (4) ~ オス

2022年12月07日 | 写真~野鳥

今年の夏から秋は、8月下旬の上京+長野旅行、9月上~中旬の白内障手術、10月上旬の納骨式(上京)、10月下旬の実家へ帰省(母親の見舞)、11月上旬の急性虚血性大腸炎で救急搬送&入院と、結構忙しかったので、鳥撮りには行けませんでした。(涙)
 
夏鳥はいなくなり、秋の渡りも終わった11月下旬になって、やっと行きつけの河口に鳥撮りに行けましたです。
 
そこで会えたのが、冬鳥のホオジロガモ(頬白鴨)のオス一羽で、その最大の特徴は、顔の前面、目の下の頬に、丸い大きな白斑があることで、それが和名(頬白)の由来です。

 
ホオジロガモのオスは頭部が緑色の光沢のある黒色で、背から尾と翼の上面は黒色で、体下面は白色。 頭頂はとがり、三角おにぎり型をした特徴のある頭の形をしています。 ホオジロガモの嘴は(オス/メスともに)黒く (オス/メスともに)眼は黄色です。

 
(↓)は体は向こう向きで、頭は右向きです。

 
(↓)は正面顔です。

 
ホオジロガモの脚は(オス/メスともに)橙色です。

(↓)はウミアイサ♀とランデブー中です。

 
ホオジロガモは、ウミアイサ同様、カモ類の大きな群れの中には加わらず、群れの周辺にいるようなので、そのつもりで探索することが、発見のポイントですね。
 


 

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アオサギ (10) ~ 熱中症予防中

2022年07月13日 | 写真~野鳥

 
6月下旬から35℃超の猛暑日が続き、熱中症予防に苦労するのは人間だけでなく、汗腺がないので汗をかけない野鳥は、犬のように、口を開けて呼吸することで舌や気道の水分を蒸発させて熱を放出し、体温を下げます。
 
そんな熱中症予防中のアオサギ (蒼鷺)を、水が無くなった田んぼで発見しました。

  
(↓)立っていられずに? とうとうしゃがみこんでしまったアオサギ。

 
 
今年は梅雨が短く、40℃超の命が危険な程の高温が続いて、人間も野鳥も犬猫も 生き物は皆ぐったりして、私めは鳥撮りには行けず、室内で冷房をかけてこもりっきりですわ。 外に出ると 本当に溶けそうです! 皆さん、熱中症にご用心を!
 
 

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コサギ (4) ~ 桃色の目先

2022年06月06日 | 写真~野鳥


コサギ(小鷺)は、繁殖期に足の指と目先が桃色に変化します(→ 婚姻色)。 そんなコサギをみつけたので、桃色に変わった目先部分を撮ってみました。ピン甘ですが…。

 
調べると、コサギの婚姻色は、昔にも撮っていました(→ こちら)。
 
 
 

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アマサギ (3) ~ 夏羽+冬羽

2022年06月03日 | 写真~野鳥

 
去る4月中旬の南岩国の蓮田で出会ったアマサギ (亜麻鷺、飴鷺)です。
 
アマサギは夏季に日本に来て繁殖する夏鳥で、全長50㎝位で、よく混成群を作る60㎝位のコサギよりも一回り小さいです。
 
アマサギ夏羽 は、頭~首~胸と背中がオレンジ色になり(→ 「亜麻(アマ)色」とも飴色 とも云われ)、和名の由来です。

   
(↓)餌を口の中に放り込んだ直後と直前の嘴を開けた姿です。

   
(↓)頭の毛(羽)を立てた姿です。 鳥は身体の羽を自分の意思で立てたり寝かしたりできるんですよね。

 

   
(↓)夏羽と冬羽。 冬羽 全身真っ白で、嘴はオレンジがかった黄色です。 冬羽とはいえ、頭頂部と胸の辺りが薄っすらと亜麻色になりかかっています。 夏羽への換羽直前ですね。

   
(↓)この日出会ったのは、夏羽2羽と冬羽1羽の小群でした。

   
 
2年振りに会えたアマサギ夏羽の亜麻色に癒されましたです。
 
 
 

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ホウロクシギ (2)

2022年05月02日 | 写真~野鳥

 
ホウロクシギ (焙烙鷸) は、春と秋の渡りの途中に日本に飛来する旅鳥で、体長が62センチもあり、日本に飛来するシギではダイシャクシギと並んで最も大きいシギの仲間です。
 
ホウロクシギの体色は全体に薄い黄褐色で、黒褐色の縦斑が体中にあり、嘴は長く下に向かって湾曲しています。 上嘴より下嘴が少し短いのも特徴?です。 

 
今日の画像は、去る4月中旬に南岩国の広大な蓮田で、渡りの最終便だと思われる 1羽だけ単独でいたホウロクシギです。

 

 

    
ホウロクシギは干潟で、長い嘴を泥の中に突っ込んで カニやゴカイを捕食するのですが、今回 赤い(アメリカ)ザリガニを捕えて食べるシーンが撮れましたので 見て下さい(↓)。

 

 
尚、ホウロクシギは絶滅危惧種II類 に指定されている「珍鳥」です。
 
 

(本文の画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)
 
 
 

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ムナグロ (8) ~ 夏冬中間羽

2022年04月22日 | 写真~野鳥

 
ムナグロ (胸黒)は、春(と秋)の渡りの時季に日本に立ち寄る旅鳥で、チドリの仲間です。 
 
ムナグロの夏羽は、和名(胸黒)の通り、顔から胸・腹までが黒く、その周囲に白い縁取りがあるのが特徴です。(→ こちら
 
ムナグロの冬羽は、顔から胸にかけての 夏羽では真っ黒だった部分がなくなり、淡い黄褐色となり、横斑が入っているのが特徴です。(→ こちら
 
ムナグロの夏冬中間羽は、夏羽では顔から胸・腹まででの黒くなる部分が、完全には黒くなっておらず、黒白のまだら模様の 冬羽から夏羽に(あるいは夏羽から冬羽に)換羽途中の状態で、日本では4月に見られるようで、私めも4月中旬に初めて見ましたです。
 
遠かったので小さいですし、ピントが甘甘で お恥ずかしい限りですが、私めには初見なので、ご容赦下さい。
 

 
(↓)2羽の夏冬中間羽です。

 

 

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オシドリ (5) ~ 雌雄

2022年03月14日 | 写真~野鳥

 
去る3月上旬に 春の渡りを狙って広島県内のある川の中流域に行ったのですが、お目当ての鳥はおらず、代わりに オシドリ (鴛鴦) の小群 (オス5羽+メス3羽)に出会いました。
 
オシドリは水辺の木陰を好み、木の枝に止まったり登ったりすることもあり、開けた水面にはあまり出ないので、出てくるのを待つ根気が必要ですね。
 
(↓)水辺の木に登って 片足立ちで休憩中のオシドリのオス2羽と真ん中のメス1羽。 その後メスが飛び去って憮然とするオス2羽。

 
(↓)約2時間待って、開けた水面に出てきたのは たったの約5分間でした。 必死でシャッターを切りまくりでした(笑)。

 
カモ類の中でも一番派手な姿のオシドリのオスの第1三列風切は「銀杏羽」と称され有名ですよね。

 
オシドリのメスは、白いアイリングが眼の後方、後頭部に向かって伸びているのと、嘴の根元周囲が白いのが特徴ですね。

  
オシドリは、日本では北日本で繁殖し、冬になると本州以南(主に西日本)へ南下し越冬する漂鳥ですが、私めの住む広島県では中国山地で繁殖が確認されており留鳥ということになっておりますが、私めの実感では冬鳥でして、広島県の希少種になっております。
 
 

(本文画像をクリックすれば大きい画像でご覧になれます)

 

 

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ホオジロガモ (3) ~ メス

2022年03月02日 | 写真~野鳥

 
先日 ホオジロガモ(頬白鴨)番(つがい)(→ こちら)と オス(→ こちら)の姿を見て頂きました。
 
今日は、ホオジロガモのメスの姿を見て頂きます。
 
メスの最大の特徴は、オスのような頬の白斑は無いが、白い首輪があり、嘴の根元は黒いが、先端部が橙色なことです。
 
メスは頭部が黒褐色で、身体は灰褐色。胸、脇は灰色に見えますが、腹は白色です。 ホオジロガモの脚は(オス/メスともに)橙色です。   眼は(オス/メスともに)黄色です。

 
(本文画像をクリックすれば大きい画像でご覧になれます)
 
 
 

 

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ホオジロガモ (2) ~ オス

2022年02月28日 | 写真~野鳥

 
先日 ホオジロガモ(頬白鴨)番(つがい)の姿(→ こちら)を見て頂きましたが、今日は ホオジロガモのオスの姿を見て頂きます。
 
ホオジロガモのオスの最大の特徴は、顔の前面、目の下の頬に、丸い大きな白斑があることで、それが和名(頬白)の由来です。
 
オスは頭部が緑色の光沢のある黒色で、背から尾と翼の上面は黒色で、体下面は白色。 頭頂はとがり、三角おにぎり型をした特徴のある頭の形をしています。 嘴は黒く 眼は黄色です。

  
(↓)潜水時に尾羽を広げていますが、 潜水時 常に尾羽を広げるのかどうかは??です。 が、尾羽を広げている姿は数多く撮れました。

  
(↓)ホオジロガモの脚は(オス/メスともに)橙色です。

  
(↓)オスは、後頭部が背中にくっつく程に 頭を後ろにクイッと曲げて反り返えり 顔を上向きにする動きを繰り返す 独特の求愛行動(ディスプレイ)でも知られています。  越冬中につがいを形成するので、冬の終わり頃には 求愛ディスプレイが見られるようです。 

 

(本文画像をクリックすれば大きい画像でご覧になれます)

 

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ホオジロガモ (1) ~ つがい

2022年02月23日 | 写真~野鳥

 
先日 某有名メーカーのどでかい単眼望遠鏡を三脚に乗せて河口の堤防で海の方を覗いていた夫婦に、何かいますか? と尋ねると、遠くにホオジロガモ(頬白鴨)の番(つがい)がいますよ と教えてくれました。
 
ということで、今日はホオジロガモのつがい(番)の姿を見て頂きます。 オスとメスの単独の姿は後日見て頂きます。
 
ホオジロガモは北日本に多く渡来する冬鳥で、私めの住む広島県では 観察記録は多くなく、数も単独かせいぜい数羽程度です。
  
オスの最大の特徴は、顔の前面、目の下の頬に、丸い大きな白斑があることで、それが和名(頬白)の由来です。
 
メスの最大の特徴は、頬の白斑は無いが、白い首輪があり、嘴の先端部が橙色なことです。
 
大きさは、全長47㎝(オス)、40㎝(メス)の中型の潜水カモで、オスが少し大きいです。
 
(↓)左がオス(の正面顔)で、右がメスです。

  
(↓)眼はオス/メスとも黄色で、これはキンクロハジロの眼ですね(笑)。

  
(↓)オス/メスとも海上に浮上しても直ぐ潜水するので、撮影はかなり 手強かったです。

  
(↓)手前のメスが潜水直前で、(オス/メスとも)脚が橙色なのが判りますね。

  
 
尚、このホオジロガモで 私めが撮った野鳥は 201種類目になります。
 
 
 

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鳥撮りの記録 6 (2022年1月)

2022年01月26日 | 写真~野鳥

 
昨年(2021年) 新型コロナウイルス禍で緊急事態宣言が出たりして、県境をまたぐ移動の禁止、外出の自粛などがあって、私めの仕事「鳥撮り」(野鳥撮影)の回数が激減しましたので、このブログへの投稿数も 当然 大幅に少なくなりました。
 
それでも、昨年には、新たに4種類の野鳥が撮影でき、累計が丁度200種になりました。
 
このブログに投稿した「鳥撮り」記事の昨年((2021年)分を、「鳥撮りの記録 6 (2021) 」と題して書籍化しました(↓)。

(↑)B5週刊誌サイズ、カラー印刷、122ページ、 4,910円(税送込)。 (↑)の写真は、どこかおかしくありませんか?(笑)
 
 
私めの住む広島県で確認された野鳥は302種類(→ 日本全国565種類の53.4%)で、その内 少なくとも79種類がいわゆる「迷鳥」なので、残る223種類の野鳥が、鳥撮り人の努力と強運しだいで観察できるはず ということになります。
 
私めは残るは23種類ですが、これが大変で、おいそれとはいかない高い壁にぶち当たっている状況です(← 泣き言?!)。
 
しかし、結果はどうであれ、今年も頑張って行こうと思っております。
 
 
 

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ツクシガモ

2022年01月19日 | 写真~野鳥

 
一昨日 まん延防止で外出半減要請が出ている極寒の中 今年初めての鳥撮りに 大潮だった いつもの河口干潟に出かけると、黒っぽいカモ類の大群の側に 白っぽい目立つ5羽のツクシガモ(筑紫鴨)を発見! 幸先が良いぞと興奮しました。
 
ツクシガモは、有明海を中心とした九州北部に渡来する冬鳥で、「筑紫鴨」の和名もそこに由来するのですが、九州北部以外では希な冬鳥です。

 
ツクシガモは全長約63cmほどで、マガモ(全長約59cm)よりも大きく、カモ類とガン類の中間くらいの大きさです。

ツクシガモはカモ類としては珍しく雌雄同色なので、雌雄の区別が難しいですが、オスの額には嘴と一続きになったコブがあり、繁殖期にはコブが大きくなるそうです。 が、コブがあるのかどうか 遠くてはっきりとは確認できませんでした。(とほほ)

 
尚、ツクシガモは、国の絶滅危惧II類 に指定されている 九州以外では珍鳥の部類のカモです。
 
(本文画像をクリックすれば大きい画像でご覧になれます) 
 

 

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部分月食 (2021年11月19日)

2021年11月20日 | 写真~野鳥

 
昨日11月19日夕方 月の直径で97.8%が隠れる ほぼ皆既月食の部分月食が日本全国で見られました。 食の最大時刻は18時02分でした。
 
皆既月食では月は赤銅色になりますが、部分月食では通常は暗くなるだけなのですが、今回は約98%も隠れるほぼ皆既月食だったため、影の部分が赤銅色に見えました。
 
(↓)17時28分、北東の山から既に欠けている月が顔を出しました。

(↓)17時35分頃の欠けた月。

(↓)17時55分頃の肉眼で見た姿に近い月。 左上に北斗七星が写っています。 画像をクリックして拡大画像でご覧下さい。

 

(↓)食の最大時、18時02分の月。 望遠だと赤銅色ですね。

(↓)同じく 18時02分の月だが、肉眼に近い姿だが 望遠の月。

(↓)同じく 18時02分の月で 肉眼に近い姿。

 

次は 来年22年11月08日20時頃の皆既月食だそうです。 楽しみですね。
 
 

 

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クサシギ (3) ~ 冬羽

2021年11月12日 | 写真~野鳥

 
既報の通り、去る10月下旬に、山口県岩国市の広大な蓮田(レンコン田)へ行って来ました。
 
昨年の秋にもこの蓮田へ行って、同じ クサシギ(草鷸)の夏羽の姿を見てもらっております(→ こちら)。
 
クサシギ夏羽は、頭部から背中、翼にかけての体の上面が緑色味がかった黒褐色で、背と翼には細かい白い斑紋が多く散在します。(→ こちら
  
一方、クサシギ冬羽は、体の上面が暗い灰褐色で、白斑が目立たなくなるので、(↓)は冬羽だと思われます。

   
クサシギは全長24cmで、ムクドリと同じ大きさだと思って見て下さい。
 
 
 

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タカブシギ (3) ~ 冬羽

2021年11月10日 | 写真~野鳥

 
既報の通り、去る10月下旬に、山口県岩国市の広大な蓮田(レンコン田)へ行って来ました。
 
昨年の秋にもこの蓮田へ行って、同じ タカブシギ (鷹斑鷸)の冬羽の姿を見てもらっております(→ こちら)ので、今年は載せまいと思っていたのですが、色々な姿を記録に残しておくのも大事だと思い直して、載せることにしました。
 
よって、タカブシギの特徴などは昨年の記事(→ こちら)を参照して頂くとして、説明なしに写真を載せておきます。 ただ、タカブシギの全長は21cmで、全長24cmのムクドリより、見た目には一回り小さい大きさだと思って見て下さい。

(↑)飛び立った瞬間ですが、かろうじて画面内に引っかかったもの。 嘴は画面外。(笑)

 

 

 

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