前回(→ こちら)と同じ日に、餌をもらっているコサメビタキ の雛達の様子です。
以前にも書きましたが、巣立ちが近づくと親鳥は雛達に与える餌を少しずつ減らしていきます。 真ん丸に太った体付きを、空を飛べるようなスリムな体付きにしてやる為です。
5羽の雛がいますが、親鳥が餌を持ってきても、5羽全部が口を開けて餌をねだるわけではありません。 雛の方も余程空腹でないと餌をねだらなくなりました。(↓)
巣立ちが近い大きくなった雛の口から はみ出るほどの大きな青虫です。(↓)
以前にも言いましたが、親鳥は雛の口から奥深く(胃の近く)にある食物の一時的貯蔵庫「そのう」まで餌を押し込みますので、口からはみ出ている青虫の大きさが想像できます。
(↓)では、餌を持たずに巣に帰って来た親鳥に、右側の3羽は餌をねだっていますが、左側の2羽は知らん顔をしています。 恐らく空腹ではないのでしょうねぇ。 左端の1羽はもう巣から出ていますね。