キジ (雉) は、日本列島特産種 で、日本の国鳥 でもある大型の野鳥で留鳥 です。 キジは国鳥なのに、悲しいことにキジ肉は食用とされ狩猟鳥 になっているという 何とも解せないこの国 日本の全く不幸な鳥です。
昔 キジ♀の姿を見て頂いて(→ こちら)から、2年近く経ってもキジ♂の姿を見て頂くことができず、途中経過として今年1月に、遠くて小さいキジ♂の姿を見て頂きました。(→ こちら)
そして その後の私めの涙ぐましい努力の結果(← 誰も言ってくれませんから 自分で言うしかありません!)、やっとキジ♂ のそれなりの姿を見て頂くことが出来るようになりました。
何はさておき まずはキジ♂の姿を見て頂きましょう。
キジ♂は体長80センチを超えるような(ニワトリ大の)大型の野鳥で、翼と尾羽を除く体色が全体的に美しい緑色をしており、目の周りに赤い肉腫があるのが特徴です。
キジ♂の頭部の羽毛は青緑色で、顔を横からみると真っ赤なハート型なのが特徴的です。
キジ♂の背中には褐色の斑がある濃い茶色の部分があります と言うよりも、複雑かつ美しい模様があると言うべきでしょうかね。
キジ♂の長~い尾羽には横縞があります。
キジ♂の足の後ろ側には特徴的な角質突起物の「ケズメ(蹴爪)」があり、繁殖期の縄張り争い等では「ケズメ」で蹴り合います。 (↓)のオスのケズメはさほど大きくないので、このオスはまだ若いと思われます。
今回 キジ♂の姿を見て頂くことが出来て、今迄の宿題の一つが何とか片付き ホッとしておりますです。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)