年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

京都箸(みやこばし)を買う (2017年10月)

2017年10月25日 | 日々雑感

9年前の定年記念旅行で、東京ミッドタウン内の箸屋さんで夫婦箸を買ったのですが(→ こちら)、おっ家内が亡くなる前の昨年夏頃から ”二人ともの箸先がだいぶ傷んで来たので新しい夫婦箸を買おうかねぇ” と話をしておりました。

先日 デパートの新聞折込み広告で、「京都老舗の会」展があり、そこに京都の箸屋さんが出店していることを知りました。

その展示会の期間中に、私めが貸金庫を借りている デパート近くにある銀行に行く用事ができましたので、デパートにも立ち寄って「 京都箸 (みやこばし) 」を買ってきました。(↓)


買ったのは、チラシに掲載されていた「 貝ひさご(六瓢) 」で、縁起の良いひょうたん(瓢)形に加工した天然アコヤ貝を一本に六つ埋め込み 六瓢(むひょう) と呼び、無病息災にかけた いわば縁起物?の箸です。  一本の上部の表裏に3ケづつ計6ケ、2本一組で計12ケの「貝ひさご」が埋め込まれております。

3本線から上は黒色、下は黒褐色で、先の部分には僅かながら塗りによる滑り止めが付いております。

江戸(明和=1764~1771年)時代の創業以来 箸ひと筋の専門店「市原平兵衛商店」製です。

箸の長さは約23センチで、お値段は2,700円(税込み)です。  お店の人から ”普段は使わずに置いておくような高価な箸ではありません、軽くて先が細いのでつかみ易い実用的な普段使い用の箸ですので、今日から直ぐに使って下さいね” と言われました。

そして、”3本線から下を水につけて幾分水分を含んだ状態で使うと汚れが付きにくいです、使用後はぬるま湯で洗って下さい、食洗器や乾燥機、熱湯洗いはダメですよ、汚れがひどい時は一つまみの塩をいれた薄い塩湯で箸先をもみ洗いして下さい” と教えてくれました。


新しい箸で気分一新です。 秋でもあり食も進みますわ。


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