昨年10月中旬、ヒバリ (雲雀) を求めて、稲刈りが終わった広い農耕地へ行きました。
ヒバリは鳴きながら空高く飛ぶ春の鳥というのが定番イメージですが、それは何十年も昔のことで、今や姿を見るのは勿論、声さえ聞くのも出来なくなってしまった鳥です。 皆さんは、ここ5年以内に、ヒバリの姿を見たり、声を聞いたりしたことがありますか?
ヒバリには雌雄とも後頭部に伸びた羽毛(冠羽)がありますが、冠羽を逆立てるのは、主に求婚の時や さえずる時にオスが行う習性です。(↓)
頸から胸に黒褐色の縦縞があるのもヒバリの特徴の一つです。(↓)
ヒバリの背中は褐色で、羽軸に黒褐色の斑紋(軸斑)があるのと、(専門用語ですが)初列風切 が長く突出しており、次列風切 後端が白いのも特徴ですが、背中の模様の美しさを見て感じて下さい。(↓)
今年 春のヒバリを求めて この農耕地に行きましたが、残念ながら 出会えませんでした。(涙)