今年、2023年度の公的年金支給額が3年ぶりに引上げられます。
厚生労働省は去る1月20日、2023年度に既に公的年金を受け取っている68歳以上の人の支給額を、前年度比+1.9% 引上げると発表しました。(→ こちら) プラス改定は、3年ぶりのことです。
年金額は毎年、物価や賃金の動きによって改定されます。 68歳以上の人の支給額は物価の伸び(2.5%)に応じて、支給額が改定されるのが原則です。 が、今年は、2021年度と2022年度の「マクロ経済スライド」の未調整分の調整 ▲0.3% と、2023年度分の「マクロ経済スライド」の調整 ▲0.3% が行われるため、全体で ▲0.6% 年金水準が押し下げられ、結果的に+1.9% (2.5% - 0.6% )の引上げになりました。
(↓)が、私めの年金支給額の改定通知書です。
国民年金部分は、772,939円が 787,646円に増額、額で 14,707円増、率にして 1.90%増です。
厚生年金部分は、1,641,447円から 1,672,866円に増額、額で 31,419円増、率にして 1.91%増です。
合計年金額は、2,414,386円から 2,460,512円に増額、額で 46,126円増、率にして 1.91%増でした。
まぁ 増額されること自体は嬉しいですが、物価の伸びに追いつかないルールがあるのが不満です。