アマサギ (亜麻鷺、飴鷺)は夏季に日本に来て繁殖する夏鳥 で、全長50㎝くらいで、60㎝位のコサギよりも一回り小さいです。
アマサギ冬羽 は全身真っ白で、嘴は短くオレンジがかった黄色ですが、今日見て頂くアマサギ夏羽 は、頭~首~胸と背中がオレンジ色になり(→ 「亜麻(アマ)色」とも飴色 とも云われる)、和名の由来です。
人間は頭髪も顎髭も全く動かせませんが、鳥は身体の羽を自分の意思で立てたり寝かしたりできるんですよね。
田植1ヶ月後くらいの6月上旬の水田で、5~6羽のコサギの小群の中に混じっている1羽のアマサギ夏羽を見つけました。 アマサギは、コサギと同様に カエルやミミズや昆虫などの動物食で、水田や湿地帯などで採餌します。
アマサギ夏羽の正面顔です。
上記の写真からお判りのように、繁殖期のアマサギは目先が赤く、嘴(オレンジ味のある黄色)や脚(黒褐色)も 赤味が強くなる婚姻色 になります。
長くなりそうなので、次回に続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます