去る8月15日前後に近畿に上陸した台風7号に巻き込まれて珍鳥が迷い込んで来ていないか、台風通過後に見に行った際に、ダイシャクシギ (大杓鷸) 一羽を発見しました。
ダイシャクシギは全国的には旅鳥ですが、広島県では冬鳥扱いで、国の絶滅危惧II類 に指定されているホウロクシギよりも ダイシャクシギの方が数が少なく、広島県の希少種に指定されている「珍鳥」です。 そんなダイシャクシギを8月中旬に発見したのですから、台風に巻き込まれて広島に迷い込んだ可能性が高いですね。
先ず、発見したのがホウロクシギではなく、ダイシャクシギだという証拠写真から始めます。(↓)
ダイシャクシギは、大きく下方に湾曲した長い嘴と長い脚、顔から腹にかけて黒褐色の縦班が特徴で、体下面と翼下面と腰上面が白いのが、よく似た姿だがそれぞれ淡褐色のホウロクシギとの識別点ですので、(↑)のエンゼルポーズで翼下面と腰上面が白いダイシャクシギだと はっきり判りますね。
以下、説明不要でしょうから、続けて見て行ってください。
以下3枚は、アナジャコを捕食する様子です。
今日は10枚の写真を見て頂きましたが、本当はその倍くらいの写真を見て頂きたいです。 10枚に選ぶのに苦労しましたですわ(笑)。 命が危険な程の「熱さ」の中での 久しぶりの鳥撮りでした。
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