先日 我家の土地建物の登記簿謄本を取ったと書きました。
その登記簿謄本に記載されている抵当権設定部分にある住宅ローンについて色々と思い出しましたので、ちょっと書いておきます。
私めが、今の土地を購入して家を新築したのは、バブル絶頂期に近い1988年12月(私めは40歳)でした。 (→ 但し、家賃を払う位ならと、1975年(27歳)に小さな建売住宅を買いましたので、人生2度目の土地と家の購入ということになります)
私めが借りた住宅ローンは、住宅金融公庫(→ 現在の住宅金融支援機構)から1,880万円と、年金福祉事業団(→ 現在の福祉医療機構で、現在は住宅融資事業はやっておりません)から920万円の合計2,800万円でした。(↓)
私めは、金利が高い市中銀行の住宅ローンは借りず、公的住宅ローンだけだったので、金利は4.65%~4.90%でしたが、バブル絶頂だった1991年末頃には、市中銀行の住宅ローン金利は8.9%を記録しました。
現在のゼロ金利時代の住宅ローンの代表的な「フラット20」の金利は1.21~2.09%、「フラット35」の金利は1.33~2.20%です。
ちなみに、我家の土地建物の購入額は、土地約81.46坪(269.33m2)、建物約41.7坪(137.86m2)で合計約5,500万円で、自己資金は、旧宅の売却益700万円と、預貯金と株式売却益などの約2,000万円でした。
その後、バブル崩壊で金利が大きく下がったので、1999年(51歳)に住宅ローンの「借換え」をして、金利の低い(10年返済で2.0%の)2,000万円を借り、それを2004年(56歳)に完済しました。
つまり、換言すれば、11年間返済してきたが、金利が高いので利息分ばかり払う感じで、元金は800万円しか減らず、同じ返済額で、金利が低い2,000万円は5年間で完済できたということですわ。 すべてが金利差によるものです。 本当に「借換え」をして助かりました。
登記簿謄本を眺めていると、今の我家を建てた頃の色々な(苦労した/嬉しかった/悲しかった)ことが思い出されます。 家を建てるのは、ある意味、人生の一大事ですからねぇ! しかし、今や 一人息子は独立し東京暮らし、おっ家内は4年半前に突然死、私めは「没イチ」の もう直ぐ後期高齢者になる独居老人。 そろそろ本気で「終活」を始めないといけません、と思う今日この頃です。
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