昨年12月上旬に 白鳥やマガンを見に宍道湖西岸の斐伊川河口付近に行った際に見た「築地松 (ついじまつ)」 の景観です。
出雲平野では、特に冬場に強い北西風が吹くため 防風林として また柔らかい土地を安定させるために 屋敷の北側と西側に黒松を植えており 「築地松」と呼ばれている出雲平野地域独特の景観です。
黒松は枝を張りやすいので枝落としと 約12mの高さに揃えるために 「ノーテゴリ(陰手刈り)」と呼ばれる剪定作業を 松ヤニが出ない冬場に 5年くらい毎に行います。 屋敷に隣接する田んぼに日陰ができないように枝を間引くのです。 (→ 出雲弁でノーテは日陰を、ゴリは無くすの意味らしいです)
<西側から見たノーテゴリ後の築地松の全景>
<やや近景>
<東南側から見た西側築地松の内側景>
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