団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

蓄光型

2009年06月09日 | エネルギー 環境

  生来のケチな私がどうにも気になるのが我坂出市立体育館の避難誘導灯です。第3288回でも取り上げたようにここにもLEDが採用されようとしていますが、その価格から貧乏自治体で採用されることは難しそうです。
  今流行のネーミングライツで資金を作る方法もありますが、世界の中心の坂出と言えども田舎の体育館にそんな金を出す企業も望み薄そうです。
  ところが、面白そうな記事がありました。

  FujiSankei Business i.より 2009/6/4

  リソウズ 蓄光型の避難誘導標識 非常時に足元照らす協賛広告

  広島化成の子会社、リソウズ(大阪市浪速区)は、視認性に優れる誘導標識パネルを大阪市北区の地下街「ホワイティうめだ」に納入した。停電でも出口へ誘導する企業協賛型の避難誘導標識が公的な施設に取り付けられるのは珍しいという。

 設置したのは、同社が独自に開発した蓄光型避難誘導標識「しるべにすと」。日本消防設備安全センターの認定品になっているのをはじめ、国が定めた基準を大幅に上回る視認性能をもつなど、避難誘導の標識として注目を集めている。

 例えば現在の消防法では連続20分以上の点灯が求められるのに対し、蓄えた光によって、これを大幅に上回る5時間程度、連続して光り続ける。

 また、出入り口上部に設置されている一般的な内照型誘導灯の場合、火災時には煙のすすで輝度が低下することがあるが、蓄光避難誘導標識は、低い位置に一定間隔で設置するために非常時でも視認性に優れる利点がある。

 各プレートには位置情報も記号で明示されているために、場所の特定が容易。このため地下空間で災害などが発生した際に、位置の的確な通報に役立てることもできる。・・・以下略

  これは良さそうですね。特に企業協賛型というのが魅力的です。これなら予算なしで導入できる可能性もありそうです。
  坂出市も新しい市長が誕生したところなのでこういう提案も案外通るかもしれません。

楽しみです!