路面電車を中心とする公共交通システムこそがこれからの日本の目指すべき方向だと革新しているのですが、そうは言っても、我坂出市のような地方の小規模な町ではコスト的にもどうしても無理がありそうです。
何かいい方法はないものかと思っていましたが、29日、読売新聞に興味深い記事がありました。
予約制”路線バス”急増
公共交通の空白地帯で、デマンド交通と呼ばれる新方式の交通機関が次々と誕生している。乗客のデマンド(要望)に応じて走る”路線バス”で、主にワゴン車を使用。予約を受け、自宅と目的地をドアツードアで結ぶサービスが主流だ。過疎地で既存のバス路線が廃止されるなか、効率が良く、高齢者が利用しやすいことから導入する自治体が増加、国土交通省によると、昨年4月時点で、224市町村にのぼっている。・・・以下略
なんでもNTT東日本が開発したのだそうです。早速サーチしてみました。
デマンド交通システムは、住民の方が希望する場所から場所までドアtoドアの移動を低額で提供する新しい公共交通サービスです。高齢者や子供等のいわゆる交通弱者と呼ばれる方々に対する生活交通の確保・充実策として、あるいは従来の生活交通に関する財政支出の効率化策として注目されています。
NTT東日本の「デマンド交通システム」は、ITシステムを活用することで、地域住民の方が、自由にドアtoドアで外出できるようにしたり、地域のタクシー会社や自治体のワゴン車などで、効率的に乗り合いが実現できるようにします。
自治体の方にとっては、安価な運営費で、地域の交通確保や、住民へのサービス向上を実現します。
デマンド交通 デマンド交通についてのお役立ち情報を特集いたしました。
これは良さそうです。全国的にもかなり広まっているようです。知らなかったのは私だけでしょうか。
高齢者や子供だけでなく同じ方面への通勤などに時間を決めて乗り合わせれば上手く使えるような気がします。これなら今まで不便で自動車を手放せなかった人も安心してクルマ離れができそうです。
これはやる価値ありそう!