2日(第4154回)に早明浦ダムが心配だと書きましたが、やはり相当危ない状態にあるようです。
四国新聞社 | 香川のニュースより 2011/01/31
1月の県内は極端に雨が少なく、高松の月降水量は29日現在、平年の4%しかない1.5ミリで、1月としては観測史上最少となる見込みだ。空気の乾いた状態も続き、16日からは乾燥注意報が発表されたまま。冷え込みも厳しく、月平均気温は平年比マイナス1度で推移。低温乾燥状態が続く記録ずくめの年明け1カ月となった。
高松地方気象台によると、今月、高松で降雨による雨量を観測したのは、1、5、12の3日間だけ。いずれも雨量は0・5ミリで月降水量は1・5ミリ。平年値39・3ミリの3・8%にとどまり、1月としては1945年の3・6ミリを下回り史上最少となる可能性が高い。…中略
3カ月半ぶり70%割れ 早明浦ダム
1月の記録的少雨で、早明浦ダムの貯水率は29日にほぼ3カ月半ぶりに70%を割り込み、30日午前0時現在で68.8%(平年値81.9%)となった。このまままとまった雨が降らなければ、2月20日ごろにも冬場の取水制限入りの目安となる50%まで落ち込む見通し。
1月の早明浦ダム上流域の雨量は30日午前0時現在、7.1ミリと平年(76.4ミリ)の1割にとどまっており、1月としては、1975年のダム運用開始以来最少となりそうだ。雨の少ない状態は、年明け以降顕著で、昨年末に95.2%と平年値を上回っていた貯水率は、1月に入って日ごとに低下。13日には平年を割り込み、29日に昨年10月17日以来の60%台に突入した。
四国地方整備局は「1~2月はもともと雨量の少ない時期。大幅な回復は期待できない」としている。冬渇水となった1999年は、貯水率50%になった時点で香川用水への供給量を20%カットする1次取水制限を実施した。
やはり我が家の太陽光発電の発電量は雨の少なさを正直にあらわしていたようです。それにしても、観測史上最小の雨量とは驚きです。これは本当に大変な水不足になる可能性もありそうです。もう今から対策を打っても間に合わないでしょうから後は神頼みしかなさそうです。それにしても、是ほど水が直ぐに無くなると言うのにどうして行政は手を打たないのでしょう。不思議です。
この少雨も日本海側の豪雪とも関係しているのでしょうね。このところ毎年のように観測史上初という言葉が聞かれるような気がしますが、それだけ天候がおかしくなっていると言えるのかもしれません。これも地球温暖化の影響とは言いたくありませんが、やはり何かおかしいのは間違いなさそうです。
厳しい夏になるかも!