第3924回でも書いたように毎日2リットルの水道水を飲み、ミネラルウオータは一切のまずお茶代わりにペットボトルに水道水を入れて持ち歩いていた私ほど水道水を愛飲している者は少ないのじゃないでしょうか。
これも、どちらかと言えばケチ精神によるものかもしれませんが、ミネラルウオーターが美味しいと思ったこともないし、水道水がまずいと思ったこともないのも確かです。そうであるなら、無理して高価なミネラルウオーターを飲む必要も無い訳です。
1日の読売新聞コラム「生活わいど」が「うまくて安い水道水」と題して水道水を取上げていました。
飲み水としての水道水の魅力をPRする動きが広がっている。以前はカルキ臭などが敬遠されたが、近年は浄水技術が向上。自治体は、市販のミネラルウオーターに劣らない水道水の味や圧倒的な安さなどを強調する。取り組みの背景には、水道水離れに対する自治体側の危機感がある(西堂路綾子)…中略
こうした取り組みが目立つ背景には、オゾンや活性炭などを使った浄水技術の進化で大都市でも10年ほど前から水質が向上したことに加え、水道事業の経営悪化に歯止めをかけたい自治体の事情もある。…以下略
折角美味しい水道水があるのに何で美味しくも無いミネラルウオーターを飲むのか私には理解出来ません。わざわざ海外から輸入したのを有り難がって愛飲する人もいるのですから全く信じられません。本当に美味しいと思っているのでしょうか。それとも、メーカーやマスコミに踊らされているだけなのでしょうか。
いずれにしても、エネルギー問題や環境の面から考えても海外から水を輸送するのは考え物です。それも国内に水がないのなら納得しますが、上記のように日本には恵まれた美味しい水があるのですから。
尤も、香川のように水不足が深刻になったときにはペットボトル入りの水も役に立つ場合もあります。
それ以外は必要ない!