団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

カーボンファイバー

2011年03月04日 | 日本再生

  第2898回第2948回第3089回第3226回などでカーボンファイバー製の軽自動車の電気自動車こそが本命で あるべきだと書きましたが、そのコストと製造の手間がネックだったのだそうです。しかし、それも日本の技術が克服す るのも近いかもしれません。

   MSN産経ニュースより 2011.2.12

  ベンツに東レの炭素繊維 軽量化切り札、 日本の独壇場

  …略

  高コスト・難加工

 炭素繊維は鉄に比べ4分の1の重さしかなく、強度は10倍に達する。自動車の各パーツに採用すれば、約3割もの 軽量化が可能といわれている。しかもさびず、耐熱性も高い。

 だが、いいことずくめではない。原料価格が割高なうえ、部材の製造には手間暇がかかる。特殊な熱処理でほぼ 100%炭化させた繊維を布状に織り、金型に入れ、樹脂を流し込んで成型する。樹脂が固まるにも時間を要し、大量生 産の障害になってきた。

 「詳しくは企業秘密」。担当者は固く口を閉ざすが、東レでは樹脂の組成や流し込み方を工夫するなどで、成型工程 の所要時間を従来の30分から5分に大幅に短縮することに成功。これがダイムラーとの合弁の決め手となった。

 それでも、鉄に比べると、「価格は1桁違う」(東レ)という。ダイムラーが量産モデルに採用できるのも、「1千 万円を超える高級車が多く、コスト吸収が可能なため」(関係者)というのが実情だ。…以下略

  コストはともかく製造に時間がかかるのがネックだったのは知りませんでした。それもこうして技術者たちの努力 で段々短くなっているというのですから期待できそうです。こういうのは日本人は本当に素晴らしいですね。
  こうしてみると、カーボン製の軽の電気自動車だってそう夢ではないかもしれません。きっと日本の技術者が克服し てくれるでしょう。

楽しみに待ちましょう!