太陽光発電の爆発的な需要で世界のエネルギー地図が大きく変わることを期待している私ですが、なかなか思うよ うにコストダウンが進まずまだまだその全エネルギーに対するシェアは微々たる物です。
今回の地震でも大きなシェアを持っていれば、そのピーク電力が大きく電力不足に寄与したと思われるのですが残念 ながら何の役にも立たなかったのが現実でしょう。
しかし、心強い予想を語る方も居るようです。
2011年03月24日 12:28 発信 地:ワシントンD.C./米国
【3月24日 AFP】風力や太陽光といったクリーンエネルギーにかかるコストは、2010年代の終わりまでには、石油やガスにかかるコストと同程度にな る。米国のスティーブン・チュー(Steven Chu)エネル ギー長官は23日、ピュー慈善財団(The Pew Charitable Trusts)のイベントでこのような見通しを示した。
チュー長官は、「風力と太陽光は 恐らく2020年までには、助成金がなくても、化石燃料と同 等のコスト競争力を持つまでになると考えられる。したがって、再生可能なエネルギーおよび資源を開発する国や企業 は、突然、世界市場を手にすることになるはずだ。そのような機会を逃すことはできない」と述べた。
オバマ(Barack Obama)政権は、雇用創出につながるとの観点から、 グリーンエネルギーに積極的に投資するよう各企業に呼びかけている。グリーンエネルギー分野で中国などの新興国に遅 れをとりたくないとの考えもある。
米議会は気候変動の原因とされる 二酸化炭素(CO2)に関して排出規制を設けることに反対してい るが、この背景には、化石燃料への依存を減らすとコスト高につながると共和党議員の多くが主張していることが挙げら れる。
一方で、政府、共和党とも、福島 第1原子力発電所の事故で放射能汚染が懸念されて いるにもかかわらず、CO2を排出しない原子力エネルギーに対する肯定的 な姿勢は変えていない。(c)AFP
2020年ですか、ここまで強気な予想は初めてじゃないでしょうか。今回の福島原発事故が契機となって太陽光 発電などの再生エネルギーに大きく流が変わるか、それともやはり原子力が盛り返すのか。私としては、太陽光にあくま でも期待したい。
あの福島原発の酷さを見た世界がどう動くのか興味があるところです。
どうなるでしょう!