今回の様な災害で分断された補給路でクルマや鉄道が利用できない時の救援活動に力を発揮するのがヘリコプター であることは誰もが認めるところです。ところが、これがマスコミの取材に使われるとその騒音が生存者の救助活動など の邪魔をするそうです。マスコミは取材するよりそのヘリコプターで救援物資を配って欲しいと思うのですが、彼等は自 分たちの利益しか考えないようでそんな心遣いはないようです。
そうであるなら、せめて騒音を撒き散らさないヘリコプターなんてのがあれば良い。そんな開発が進んでいるようで す。
GIGAZINE(ギガジン)より 2010年03月04日
ヘリコプターの難敵「騒音」にチャレンジ する新型ローターブレード
ヘリコプターの機動性は、軍用・民間用問わず様々な分野で利用されていますが、巨大なブレードで空気を切り裂 いて揚力を発生させるという機構上、どうがんばっても騒音が大きくなってしまうのが弱点です。
そこで、騒音を押さえるローターブレードを、ヨーロッパのヘリコプターメーカーが開発したそうです。実際に計測し た動画の音声を聞く限りでは、騒音がはっきり分かるほど小さくなっており、かなり期待できそうです。
Eurocopter Blue Edge rotor blade noise reduction
ヘリコプターのあの五月蝿い音 はエンジンの音かと思っていましたがブレードが空気を切り裂く音だったんですね。となると、電動ヘリも結果は同じと いうことなのでしょうか。エンジンの音がなくなる分は静かになるのでしょうか。
いずれにしても、騒音の少ないヘリコプターができれば、その用途はもっと広がりそうな気がします。何といって も、あの音は本当に五月蝿いですものね。坂出の殺人事件のときのマスコミのヘリの乱舞を思い出します。
技術に限界はないのかも!