団塊の世代のつぶやき

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太陽電池リサイクル

2013年03月03日 | 太陽光発電

  産業用の太陽光発電の大ブームもこの3月で買い取り価格の下げが決まることでど うなるのか、その条件次第では市場が一気に縮小する可能性もありそうですが、どうなるのでしょうか。
  こうやって導入が増えると、気になるのは何年か後に来るリサイクル問題です。今までは第 3037回で取り上げたネクストエナジー・アンド・リ ソース株式会社の取り組みが目立ったくらいで他にこれといった動きを見つけることはできません でしたが、ここにきて少し動きが出てきているのかと思わせる記事がありました。

 

   YOMIURI ONLINEより  2月23日 


  太 陽光パネルのリサイクル装置

  財団法人「北九州産業学術推進機構」が、地元企業と開発を進めてきた太陽光発電ソーラーパネルのリサイクル 装置が、北九州市若松区南二島の工場で完成した。国からの委託事業で、総事業費は約5億円。

 同機構によると、太陽光発電は新エネルギーの代表格として急速に普及しているものの、廃棄パネルのリサイクル 方法は確立されていない。パネルの寿命は約 20年で、2030年頃には年間500万枚以上のパネルが廃棄されると推計している。パネルは、ガラスと精密機器が樹脂で接合されており、同機構は、約 500度の熱で樹脂をガス状に分化する処理方法を開発し、リサイクル率を95%に高めた。

 開発したリサイクル装置は、一連の操作をほぼ全自動で行い、最大で年間12万枚の処理が可能だという。

 14年度まで実証実験を行った後、試験的に廃棄パネルの回収業務を行い、17年度の実用化を目指すという。装 置は20日、報道陣に公開され、同市の北橋健治市長も視察した。


  こんなのが上手く行ってくれると今まで、リサイクルを心配していた顧客も安心して設置に取り組めそうです。 今でも、メーカーは沢山の回収品を持っているという話を聞いたことがあるので、私も心配していましたが、きちん とした話をお客様にすることはできませんでした。しかし、流通量が増えてくればこうしたリサイクル問題も多くの 企業が取り組むようになって案外その解決は早いような気がします。何といっても、太陽電池パネルの部品の少なさ が追い風になるだろうと楽観しています。

 

解決は近そう!