第 5345回の「里山資本主義」を知って、これは読んでみたいと思い、第 385回の「慰安婦問題の処方箋」でも書いたように、図書館購入作戦で早速依頼しました。
当分来ないだろうと思っていたら、今までで一番くらいの速さで入荷の知らせがあり、驚いて借りに行き、早速読みまし たが、これが、トッテンさんが進めるだけのことがあって期待していた以上に私の思いにぴったりでした。
特に、何時政府の方針が変わって、減額されるか廃止されるかも分からない、わずかな年金だけの収入が現実に止まった 場合、死ぬしかない私のような身で も、もしかしたら生き残ることができるかもと思わせる昔は当然だった生活を思い出させてもらいました。思った通り、地域 通貨に通じるものもありました。
生来のドケチの私にとってはもしかしたらサラリーマン生活より合っているかも思える節約生活のヒントが盛り沢山なも のでした。とは言いながらもう今から始める元気も生命力もないので出来ることだけをやっていっても良いかなと思っていま す。
この本は私個人もそうですが、今や人件費やコストなどで放棄されている先人が有史以来残してくれている日本の財産で ある森林を活かすことこそが日本の経済再生の道を示してくれています。
オーストリアが如何に森林資源を有効に使っているかの例から、それ以上に恵まれた森林資源を持った日本がそれを放棄 して、石油などのエネルギー資源を輸入していることの勿体なさを教えてくれます。
まだまだ、コストだけを考えると難しい面もありそうですが、やはり、自分の持つ素晴らしい資源を利用しない手はない でしょう。
それは、又、今や破壊された雇用体系にも立ち直りの道があることを教えてくれます。戦前には当たり前だったものをも う一度見直し、日本にあった経済をもう一度立ち上げることこそ、日本の目指すべき道だと思います。
この本は、私の嫌いなNHKの番組も絡んでいますが、良いものは、やはり良いですね。番組の動画もありました。結 構長いので大変ですが、興味があれ ば是非見てください。NHKらしく今やネットで総スカンの教授なんてのも出てきますが、全体の素晴らしさを壊すことはな さそうです。
里 山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21) [新書]
藻谷 浩介 (著), NHK広島取材班 (著)
NHKの番組の動画です。
藻 谷浩介さん「お金に換算できない価値が眠るところ」
本や番組に出てくる岡山の製材所です。
集成材と木質バイオマスのパイオニ ア 銘建工業株式会社
その中で、出てくる集成材やCLTについてのリンクです。
集 成材
CLT建築
CLTとは|日本CLT協会|CLT(Cross Laminated Timber)
CLT建築推進協議会
今や木造建築は最新の建築かもしれません。世界は動いているようです。
WIRED.jpより
「34 階建ての木造高層ビル」:スウェーデン 2013.6.26 WED
世 界でいちばん高い木製の展望塔:ギャラリー 2013.3.30 SAT
日 本にある「世界最大の耐震実験施設」で、木造7階建の試験(動画) 2009.7.23 THU
こんな建築物が当たり前になってくれば、ますます日本の森林の価値が出てきそうです。やはり、日本は先人が残してく れたこの素晴らしい森林資源を活かすことを考えるべきでしょう。
安倍さんが、この方向に気が付いて、グローバル経済やマネーゲームからの脱却を目指してくれれば日本の再生は夢じゃ なくなりそうです。
面白くなりそう!