第 5388回の「燃 料電池の時代か」でトヨタの燃料電池車を取り上げたところですが、偶然で しょうか、それとも対抗してでしょうか今度は日産が面白そうな車を開発しているとの記事があり ました。
第 4394回の「空気で走る車」や第 4808回の「空気で走るバイク」のような圧縮空気を使うのとは違いますが、同じ空気でどちらが実用化 やコストで有利なのか興味があります。
これは、まさに、第 3541回の「バッテリー」で取り上げたマ グネシウム・エネルギー社会や空 気リチウムイオン電池が同じコンセプトのようです。こちらはどこまで開発が進んでいるのか分かりません が、どちらにしても、しっかり競争して実用化させて欲しいものです。
それにしても、こうして大々的に発表されたものが実用化されるまでに何時の間にか消えてしまうのが残念です。
果たして、どれが残り、世界のエネルギー問題を解決してくれるのでしょうか。
GIGAZINE(ギガジン)より 2014年06月14日
水 と空気で走れる電気自動車が2017年頃 にルノー・日産から実用化の見通し
トヨタ・プリウスに代表されるハイブリッドカーが街中にあふれ、さらにニッサン・LEAFの ように100%電 気の力で走行するEV(フルEV)の姿 を見かけることも多くなってきましたが、今度は水と空気を燃料にして走行する「空気アルミニウム電池自動車」の開発 が進められています。2017年 にはル ノー・日産アライアンスによって実用化される予定であることも明らかになってきたこの技術は、従来のガ ソリンの替わりに普通の水をタンクに給水し、アルミニウムと反応する際に生じる電力をエネルギーとして利用するとい うもので、理論上は1600kmと いう距離をノンストップで走り続けることが可能とされています。
水と空気で走る究極のエコカーともいえる車両を開発したのは、イスラエルに拠点を 置くPhinergy(フィナジー)社と、世界でも有数のアルミニウム および関連製品メーカー「Alcoa(ア ルコア)」 のカナダ法人であるAlcoa Canadaの 開発チーム。両者が開発した空気アルミニウム電池を搭載した車両はすでに走行実験を済ませており、F1カナダGPが開催 されているカナダ・ケベックのジ ル・ヴィルヌーヴ・サーキットでのデモ走行も実施されています。
Alcoa-Phinergy electric car demonstration at Circuit Gilles-Villeneuve
Phinergy社 が開発して実用化目前に達している「空気アルミニウム電池自動車」のシステムについて、以下のムービーで解説されて います。
Phinergy drives car by metal, air, and water
Phinergy 1000 Mile Aluminum Air Battery On The Road In 2017
これはかなり実用化に近そうですね。長い間トヨタの後塵を拝してきた日産の時代がくるので しょうか。どちらでも良いから実用化が本物になれば、いよいよエネルギーの世界は大変換です。再生エネ ルギーの時代がいよいよ実現する可能性も出てきます。
期待が膨らみます!