団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

農場にソーラー

2014年06月06日 | 太陽光発電

  第 5247回の「パネル下でサカキ栽培」などで何度も太陽光発電と農業の共存を取り上げてきました。いよよ設 置場所が少なくなってきたのか、ここに来てそんな話題が増えてきたような気がします。  
  とは言いながらも、まだまだコスト面では架台にコストがかかるだけにメガソーラーのようには行かないようです。

   スマートジャ パンより   20140523

   農 作物と太陽電池が光を分ける「ソーラーシェアリング」

  広くて日当たりの良い農地は太陽光発電に適している。同じ土地の中で農作物 を栽培しながら太陽光発電に 取り組む「ソーラーシェアリング」が全国各地に広がり始めた。農作物にも十分に光が当たるように、支柱を高くして太 陽光パネルを設置する。農林水産省も指 針を出して促進している。 [石田雅 也,スマートジャパン]

   農地は法律によって、農業以外の用途に使うことができない。ただし農作物 を栽培しながら別の目的に利用することは可能だ。広くて平坦な農地に降り注ぐ太陽の光を最大限に生かして、農業と発 電事業を両立させる「ソーラーシェアリング」が注目を集めている。

   ソーラーシェアリングを実現するためには、太陽光パネルを高い位置に設置する必要がある(図1)。 パネルが遮断する光の量を少なくして、農作物にも十分な量の太陽光が当たるようにする。一般に遮光率を30% 程度に抑えることが望ましい。

  岐阜県で初めてのソーラーシェアリングが、県南部の各務原市で20145月 に始まっている。

  広さが2300平方メートル(700坪) の畑に、504枚の太陽光パネルを設置した。高さが3メー トル以上ある支柱を立てて、その上に細長い太陽光パネルを傾けて固定している(図2)。 パネルの間隔は広く空けてある。この方法ならば遮光率は30%を下 回り、農作物の栽培に支障をきたさずに済む。

  パネルの下では里芋や小松菜を栽培している。太陽光で発電した電力は固定価 格買取制度で売電することによって、20年間の安定収入を見込める。農作物の市場が縮 小している農家にとっては貴重な収入源になる。

 

  農林水産省も農業の継続を前提にした営農型の太陽光発電を促進する方針だ。20133月 に指針を発表して、太陽光発電のために農地を一時的に転用できる条件をまとめた。その指針によると、転用期間は3年 以内だが、自治体からの許可を得て期間を更新することができる。

  太陽光パネルを設置する支柱は簡単に撤去できる構造にして、農作業用の機械 を効率的に利用できるス ペースを確保する必要がある。さらに農作物の栽培に十分な日射量を得られるように、パネルの角度や間隔を設定するこ とも求めている。指針には具体的な数値 を規定していないが、遮光率を30% 以下に保つことが目安になる。

  農地に設置する太陽光発電システムの中には、追尾型と呼ばれる可動式の設備 も見られる(図3)。パネルの面が太陽光に合わせて動く仕組みに なっていて、1日を通じて最適な角度で光を受けて発電すること ができる。通常の太陽光発電と比べて少ない数のパネルで済むため、設置間隔を広く空けることが可能だ。

  これはパネルを細くして空間を大きく取っているのでワット数が稼げないで しょう。コスト的にも高くつきそうな気がします。効率が悪いでしょうね。何も無いよりは増しというところでしょう か。
  その点、こちらは価格も安そうなので効率はよさそうです。

  スマートジャパ ンより   20140529

  農 業と太陽光発電を共存するLooopの 「ソラシェア」、法整備も進み導入の機運高まる

  農作物を育てながら、上部に太陽電池を配置して発電するソーラーシェアリング。201451日 に農山漁村再生可能エネルギー法が施行され、導入の下地が整った。太陽光発電システムの「キット」を開発・販売するLooopは ソーラーシェアリングに適したキット「ソ ラシェア」の販売を開始。ソーラーシェアリングの動向と、ソラシェアの特徴を紹介する。

  農業の再生に太陽光発電が役立つのではないか。営農を続けながら、同じ土地で太陽 光発電システムを組み上げる。そして、植物に必要な日照を確保しながら、発電する。

 このような取り組みを「ソーラーシェアリング」と呼ぶ。日照を植物と太陽電池でシェ ア(共有)するということだ。諸外国ではソーラーシェアリングが広がっており、国内でも有志の「実験」によって、無 事、作物の収穫に至ることが分かっている(図1)。国内ではソーラー シェアリングの取り組みがようやく動き始めた。

 

1 ソーラーシェアリング坪井第一発電所(出力58kW) で栽培されているカンキツ類

 これまでソーラーシェアリングが普及しなかった理由の1つ は、法的なものだ。農地は特別な土地だと位置付けられており、農地法第一条にも「農地を農地以外のものにすることを 規制する」という原則が記されている。農地法には農地を他の用途に一時転用する場合、農業委員会の許可が必要ともあ る。

 20133月 には農林水産省が通達を発表。「支柱を立てて営農を継続する太陽光発電設備等についての農地転用許可制度上の取扱い について」と題しており、作物の収量が地域平均の2割以上減少しないことな どを条件に、一時転用を進めやすくした*1)。

 ただし、農業委員会の対応には地域によって温度差があり、一時転用はあまり進んでい ない*2)。「2013年 末までに一時転用が認められた土地は40数件にとどまり、20144月 末時点でも70件弱だと捉えている」(Looop)。

 このような状況が変わりつつある。201451日 に「農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律(農山漁村再生可能エネル ギー法)」が施行、ソーラーシェアリングの機運が一気に高まったからだ。

  かなりコストは下がっているようですが、まだまだ、これならと言うところまでは行ってないようですが、こうやって、 少しずつ実用に沿うものが出来てくるのかもしれません。
  やはり、変換効率とコストのもう一段の進歩が待たれるところです。その内、田んぼの上にソーラーは当たり前の時代が 来るかもしれません。
  そうなれば、今の原発どうのこうのの議論何て何だったんだろうということになりそうです。
  

意外と近いのかも!

絶対に取り戻す

2014年06月06日 | 北朝鮮・チュチェ思想

  戦後の日本人と政治の劣化の象徴と言っても過 言じゃないものに、長い間動かなかった拉致問題があるのは誰も否定しないでしょう。これ程、情けない日本を思い知らされ るものはありません。
  私なども、この拉致問題で初めて、日本っておかしいのじゃないかと疑問を感じだしたのですから何とも情けない話で す。
  そんな拉致問題がやっと動き出しそうになったようですが。誰もが、疑心暗鬼で、これが本当に解決に繋がるのかどうか を疑っているでしょう。
  安倍さんが焦って相手の手の内に取り込まれているのじゃないかとの思いも多いようです。しかし、実際のところは誰も 分からないのが本当でしょう。

  そうした不安な思いの中、安倍さんを信頼する記事を何時もの産経新聞の阿比留さんが書いてくれています。

   MSN産経ニュースより   2014.5.30

    【拉致再調査】

  首 相に目算「茶番」承知で打開へ  

  「全ての拉致被害者のご家族がご自身の手で、お子さんたちを抱きしめる日が やってくるまで、私たちの使命は終わらない」

  安倍晋三首相は29日夕、首相官邸で北朝鮮が拉致被害者と特定失踪者の包括 的全面調査を行うことに関し、記者団に改めてこう決意を表明した。首相はこの後、周囲に「北朝鮮が、拉致被害者らが 見つかったら帰すと約束したのは初めてだ」と評価した。

  実は首相は今回の日朝外務省局長級協議について、あらかじめ一定の手応えを 感じていたようだ。協議が始まる一週間前の19日、岸田文雄外相が自ら記者会見を開いて協議開催を発表したことの意 味を周囲にこう明かしていた。

  「岸田さんが(事務方ではなく)自身で言ったのは大事だ。これは、北朝鮮側 に前向きな動きがあるかもしれないということだ」

  北朝鮮による拉致被害者の存在に関する再調査については、もともと「拉致被 害者がどこで何をしている か北朝鮮は最初から分かっている」(政府の拉致問題担当者)という。そのため実効性が疑われてきたが、政府高官は 「茶番劇なのは承知の上だ」と指摘する。 首相自身もこれまで同様の趣旨のことを述べてきた。 

  それでも北朝鮮の再調査表明を評価するのは、それ自体が拉致問題解決に対す る北朝鮮の意欲のバロメーターとなるからだ。

  今後は「日朝間で対北制裁部分解除や北朝鮮での日本人遺骨収集などを積み重 ね、少しずつ互いが信頼できるか確かめつつ交渉を進める」(日朝外交筋)とみられる。

  「安倍政権にとり、拉致問題の全面解決は最重要課題の一つだ」

  首相は29日、記者団に対しこうも強調した。父である安倍晋太郎元外相の秘 書官時代から拉致問題に取り組み、病でいったん首相の座から退きながら再び再起を目指した理由も「拉致問題は自分で なければ解決できないとの強い思いがあったからだ」(周辺)。

  これまで北朝鮮は、核・ミサイル開発問題でも拉致問題でも譲歩をほのめかし ては日本をはじめ各国から支援を引き出し、揚げ句、それを裏切ってきた。だが、その経緯、北朝鮮の手法を誰よりも熟 知し警鐘を鳴らしてきたのも首相だ。

  「平成19年7月の参院選で安倍政権が勝利していれば、拉致被害者は間違い なく帰ってきた。北朝鮮側は安倍政権が長期政権になると思っていたし、拉致被害者を帰国させれば国交正常化までいく わけだから」

  第1次安倍政権で首相秘書官を務め、北朝鮮との水面下交渉を担当した井上義 行氏(現みんなの党参院議 員)は22年7月、産経新聞のインタビューにこう語っていた。今後も事態は予断も楽観も許さない。とはいえ、長く膠 着(こうちゃく)していた拉致問題によ うやく新たな展開が出てきた。(阿比留瑠比)

  ここは、安倍さんのやる気が本当であることを信じて見守るしかないでしょ う。

  こちらも、何時ものサイト順路にあったものです。興味深い裏事情を書いてく れています。どうやら北も本気のようです。

  東アジア黙示録より  2014/05/30

  拉 致事件“再捜査”の前哨戦…浮上した日朝交渉キーマン

  …略

  キーマンの名前は、劉成日(リュ・ソンイル)という。北秘密警察のナンバー 2で、実務面ではトップ格の副部長。外交部の小役人とは比較にならない。権力の中枢に近い人物である。

  小泉訪朝を前に、田中均が要求を丸呑みし続けたミスターXこ とキム・チョル(実名:柳京)も、保衛部副部長だった。指導部の伝書鳩ではなく、一定の権限が与えられていることは 確かだ。

 …中略

  北朝鮮は中共と違い、日本世論の微妙な変化を汲み取り、交渉で押し引きす る。かつて金正日があっさり拉致を自供し、最終的に5人の帰国を認めたのも、 日本国内の声が強かった為だった。

  安倍-斎木ラインの本気外交を 応援しつつ、声を上げて行かなければならない。金正恩新指導部への要求は、あくまでも被害者全員の無条件帰国だ。… 以下略


  北は、安倍さんの対応もそうですが、日本人の怒りを計ろうとしているようです。ここで、国民が甘い顔を見せれば、又 なめてかかってくるのでしょう。ここは、日本中が絶対に許さないと安倍さんを支えることが必要です。
  最後の一人まで日本人は許さないと北に強く訴える必要があります。ネットのお蔭で、嫌韓が当たり前になっている今、 北も日本人の思いを恐れているはずです。日本人の真価が問われています。