第4181回で思わぬ応援が現れたと書いた自転車道についてまたまた面白い話 題がありました。今度はアメリカの市長さんです。
自転車で転倒、痛い目見て実感?~市長、 専用道路建設を実現へ
ロサンゼルスのビヤライゴーサ市 長は、昨年の夏、ベニス・ブルバードを自転車で走っていて、右折してきたタクシーと接触。頭部を打ち、ひじを複雑骨 折した。それ以来、市長は、ロサンゼルスのサイクリング・コミュニティーの「顔」として精力的に動き回ってきた。同 市では初となる自転車サミット「サイクLAヴィア」の開催を後押ししたり、車の運転者に 対する安全・教育キャンペーンの旗振り役を買って出たり…。
ロサンゼルス・タイムズによると、そんな市長の努力が実ってか、ロサンゼルスで数年前から練られてきた自転車専 用道路の建設計画案が、ようやく日の目を見ることになった。市議会で可決され、市長も署名。3月2日に発表となっ た。
計画では、1680マイル(2704キロ)に及ぶ自転車専用道路を建設する。自動車の高速道路を真似た、相互乗り入れが可能な道路 だそうだ。
市の広報によると、専用道路は「バックボーン」「ネイバーフッド」(「グリーン」という3つのネットワークで構成 される。それぞれが、バスや電車など公共交通機関の駅と、雇用の中心地、学校や高齢者施設、図書館、公園、文化施設 などを結ぶ。
その後5年ごとに新たに200マイル(322キロ)ずつ延長していく、というもので、近い将来、フィゲロア、ウィルシャー、サンタモニカな どの主要道路にも専用道路が設けられる予定だという。
クルマ社会の現実もなんのその、ビヤライゴーサ市長は「これでロサンゼルスは世界でも一級の自転車都市になれ る」と気勢を上げている。
計画の詳細は、ウェブサイト(www.labikeplan.org)で見ることができる。
なかなか壮大な計画ですね。こういうのはやはりトップが強烈に引っ張らないと実現しないものなのでしょうか。
そういえば自転車好きの谷垣自民党総裁が自転車で転倒して話題になったことがありましたが、それで自転車道を 促進しようとしたなんて話にはならなかったようです。迫力のない谷垣さんですから何を言っても効果は無かったでしょ う。それが証拠に、あの最悪民主党ですら倒すことができないのですから。何とももったいない話です。
早く民主党政権を倒して日本の復活を強力に引っ張るリーダの出現が待たれますがその兆しはないのでしょうか。
なんともじれったい!