フジマキ流リーダーシップ論

●カリスマバイヤーの藤巻幸大の講演を聴きに行き、大きな感動をいただいた。
●伊勢丹、福助、イトーヨーカドーに新風を吹き込み、新たな感性で体制や古きものを変えていく、バイタリティに、このような男こそ、今の暗黒の時代をリードしていくのだとも思った。
●背は低く、おなかが出、脚が短く、頭は坊主で、野暮な男のように見えるが、やる気が満々、話が面白く、人間が面白い、ふざけたきつい言葉の中に、この世の中における大きな過ちがあることを指摘をしている。
●日本人は、マーケティングが相変わらずできていないことを何度も言った。現場感覚の重要性を言いながら、言動と行動の不一致で事業を衰退している大企業、まさにその通りである。
●ビジュアル、コミュニケーション、教育、これらを同時並行に進めることの必要性。
●真面目なところがこの世を悪化している。彼の人生は、若い時の失敗で何事にも、苦難にへこたれずに、乗り越えられる強い心が出来上がったことが今の大きな財産となったのである。
●彼の友人のすごさの話も聴き、こんなすごい連中がわが日本には、多くいるんだとも思った。それを十分に生かせないこの国の経済界、企業人首脳の前世代的な頭脳にうんざりしている。