平成25年末にさしかかり、特定秘密保護法、首相の靖国参拝、沖縄知事辺野古移転承認など、安倍政権の勢いが止まらない。国民、県民、米中韓国 等の反対を浴びながら、今までになく力強い日本の復活と思われそうであるが、どのような周辺の団体、政治家や有識者たちの賛同を得ながら進めているかが気になる。まさか、独断ではなかろうと思うが、そのスピードが怒涛のごとくで和を尊ぶ国民にはなじまない。さらに外交に弱い政府が他に圧力をかけるような強気な発言をすると外国からも非難されることになっている。だからこそ、この時ばかりと頑張っているようにも見える。ここ数年の決められない政府政権に比べると評価に値するが、無理が出てきてはないか。なぜこんなに急ぐのか?究極の目標である憲法改正なのか、米国の期待に応えようとしているのか、政治の世界はその真相が全く分からない。今年は、ある地方首長と接触を持つことができたが、行政にかかわることの複雑系は一般の市民では想定外のことが発生している。ましてや国会や外交レベルになればその比ではない。お亡くなりになった三宅久之さんならば1年たった今の日本をどのように思い、アドバイスをいただけるかなと思ったのである。