讃岐神社
本日、広陵町の『かぐや姫』を観てきました。竹取物語の一部の写本にある「さぬきのみやつこ」から、昭和29年大阪市立大学の塚原講師がモデルは広陵町と発表したために全国的に広く伝わりました。これをきっかけに、広陵町は、竹取公園を作り、「かぐや姫の大きなモニュメント」をつくり、毎年9月に2日間のお祭りを行っています。一方、京田辺市では20年ぐらい前から郷土史研究家らが研究を進め、モデルとしての多くの確たる関係する内容を発信してきています。そして、昨年オープンした私設博物館、竹取翁博物館で『かぐや姫の里、京田辺』の活動に拍車がかかっています。しかし、残念なことに、市の方の支援が殆どなく、関係者がその活動推進を行っているだけです。これでは、いつまでたっても、全国的な評価はいただけないと思っています。かぐや姫を一つの市の売り物にするチャンスなのに、それをなぜ行わないのかが不思議でなりません。ここまで、私的な活動推進を行いながらも、市の協力支援がいただけないのは、市としての文化的活動・観光振興の意識があまりにも低いからだと思ってしまいます。