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益々進むボクシングのこころなき姿 ~世界協会の改革を~

2013-12-04 11:11:35 | スポーツ
昨夜のボクシングトリプルマッチ戦を観戦、勝敗の結果、チャンピオンの行方、ボクシング団体の組織運営など、以前から誰もが疑問に思っていたことがど~っと降って湧いてきた。
■勝敗の結果としては、3試合とも納得がいく判定であった。
 しかし敗色濃い亀田大毅に対して、くろうとの3日本人解説者は試合中は負けていない、勝っているとの判断。勝負に対する判官びいきは、あまりにも情けない。
■判定で負けたのだから、事前に決定されていたチャンピオンはく奪は、いたしかたないと思っていた。
 しかし、今ニュースで、IBF協会から、あれは間違いで、王者防衛とのこと。
 あまりにも、軽率なIBF協会の運営行動に、これでも世界のボクシング協会なのかと遺憾に思う。
■そこで、気になっていた、ボクシングの階級と協会について調べてみると、ビックリ、くりくりくりっくりである。
 階級が17、主要な協会が4、しかも、1階級でも、スーパー王者、王者、暫定王者となっている場合も見受けられる。約90人のチャンピオンがいるのである。
 だから、協会間の統一王者決定戦とか、同一協会の王者決定戦のような世界タイトルマッチが頻繁に行われる。しかも権威ある世界戦が、同一会場で一度に3試合も行われ観戦ができる。

●まさに、純粋なる力と技と作戦、減量の極限状態で死闘するプロフェッショナルスポーツを穢した商用はなはだしいショ―になってきているのではないかと先行き不安になる。世の中は、いつの時代も、どの場面でも、もうけ主義のこころがあらゆるものに優先すると衰退していくものであることをあらためて認識した次第である。

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