~こころ豊かな愉快な生き方を求めて~

サスティナブルな世の中で幸せの笑顔が満ち溢れますように
内容:地域活性化、歴史探訪、パソコン、野球

市民巻き込み型の改革を目指して~『忘己利他(もうこりた)』~

2013-12-31 10:33:54 | 市民活動
今年の一番の感動は、世の人々に当たり前の幸せをもたらすために、組織・権力・金に惑わされずに従来の決まりやルールを見直し、住民との妥協を許さない真剣な対話を通じて、お互いが成長発展していける社会をつくろうと、タブーに挑み続け活動する地方行政首長がいることを知ったことである。
従来からの山積された課題は多く、成果があったものや、その途上、またこれから挑戦していくものがあるが、その精神力のタフさと軸となる考えが誠にしっかりしている。分刻みのスケジュールの中を4月と9月にお会いしたが、私をもたず、真に公に動く姿を垣間見た。住民に対して、自分たちの暮らしを自分たちの考え行動でより良い方向に変革させる意識改革を実践していると思った。巻き込み型リーダーの在り方を学ぼうとしているが、その実践はなかなか難しい。その基盤は、『忘己利他(もうこりた)』である。これが頭に刻み込まれていないと、こころにないと、失態・失政を繰り返すのである。ただ、このようなスーパー首長が顔を出すと、組織・権力・金・その他、人間の欲求物でつぶしにかかるのが世の常である。そういう時こそ、市民は新鮮な目を十分開けて監視し行動を起こさなければならない。地域のことを知れば知るほど、地方行政力の出来不出来で当たり前の幸せの格差が発生してきている。もっと不幸なことは、住民が当たり前の幸せ感度が鈍り、能天気になり、ただ生きていけるから、そこまでして努力しなくてもと思ってしまうことである。こうなれば、地域の衰退・崩壊が待っているのである。そうならないためにも、来年は、少しでもより市民巻き込み型の地域活動に取り組みたく思っている。

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