イスラム国を名乗るグループの日本人拘束と解放条件の要求で、国民の不安が一層高まる中、日本人で交渉を名乗り出たイスラム研究者や身代りになる人物が登場している。政府の取るべき対策は、果たしてテロ集団に対する的確なアクションなのかどうかが、不明のまま、時が過ぎて行く。情報の入手が不可状態なほど、言語翻訳・民族性・育ち環境のギャップについて、非常に気になってくる。世界は広く、日本がグローバル社会の一員ならば、日頃から、世界各地に羽ばたく人材育成が必要である。島国で、性善説で、村社会で和を尊び生きてゆく、社会では、今日の世界は生きていけない状態にある。