司馬遼太郎の命日(2月12日「菜の花忌」)に、毎年開催される、菜の花忌シンポジウム。今年のテーマは、『城塞』。
小説が嫌いで、ほとんど読んでいないが、司馬遼太郎だけは、別である。残念ながら、この長編は読んでいないが、パネリストの安藤忠雄、 伊東潤、 磯田道史、 杏 氏と司会者の古屋和雄アナウンサーの会話力に魅せられた。珍しい、建物である大坂城が主人公で、多くの人物が登場する群像劇であるだけに、各氏それぞれの読み方、主張ポイントが異なるところに、興味を抱いた。特に、女優の杏さんの歴女ぶりと物事の捉え方、発想には、日本の只ならぬ有名人気者ではない。博学さ、女性の秀でた奥深い感性、淀君・秀頼理解心理力、登場人物の塙団右衛門を好む人間性に魅力を感じる。また、プレゼンテーションの美しさと何よりも忙しい日々を送りながら、常に読書し続けるという生き方に今一度魅せられた。
小説が嫌いで、ほとんど読んでいないが、司馬遼太郎だけは、別である。残念ながら、この長編は読んでいないが、パネリストの安藤忠雄、 伊東潤、 磯田道史、 杏 氏と司会者の古屋和雄アナウンサーの会話力に魅せられた。珍しい、建物である大坂城が主人公で、多くの人物が登場する群像劇であるだけに、各氏それぞれの読み方、主張ポイントが異なるところに、興味を抱いた。特に、女優の杏さんの歴女ぶりと物事の捉え方、発想には、日本の只ならぬ有名人気者ではない。博学さ、女性の秀でた奥深い感性、淀君・秀頼理解心理力、登場人物の塙団右衛門を好む人間性に魅力を感じる。また、プレゼンテーションの美しさと何よりも忙しい日々を送りながら、常に読書し続けるという生き方に今一度魅せられた。