朝から冷たい雨が降っている。昨夜はほとんど眠れず、今年のつつきはっけん活動について、市への報告資料を作成した。その他いろいろ資料を見ていたら、夜が明けていた。朝食をとり、眠気が出てきたときに、本日は記念の日であることを思い出した。大正四年十二月二十一日。亡き父が生まれ、生存しておれば、満百歳の日である。何かをやろうと思っていたが、親不孝者には何も出来なかった。仏壇に手を合わせ、今父との思い出を巡らしている。商売で忙しく、家族で連れ立ち旅行したことはほとんどなかった。世間と家庭内での父親の姿を子供心に感じながら、育った。正直で温厚、人が良いが口下手で商売はうまくはなかった。成長するにつれて、父との会話も少なく、お互いに自分のことで精一杯であった。・・・・・・。時間の余裕ができ、父のことを今考えると、またしても親不孝者めと思わざるを得ないことばかりが思い浮かんでくる。ファミリーヒストリーもまだ書き足らない。