現在の世の中、社会情勢、人々の生き方について、考えていると、自己の思いに、今では、大いに修正しなければならないのではないかとの思いにかられ、不安になる。昭和の二宮尊徳的な誠実で定まった教育機関システム、企業における滅私奉公的な忠実心で家庭や個人を後回しにした結果、その後の子供たちには、満ち溢れた社会の中で、尊敬されず、このような社会に仕立てたことに、後悔することも少なくない。仕事場は、会社の中ではなく、色々な人々が行き交じるシェアオフィスを活用し、好きな時間に気の合う人と好きなだけ仕事を行う、その裏には、すべては自己責任がある。こういうことを望む若者が増加していると聞く。ネット、ITは必須、生まれた時からパソコンゲームに浸り、コンピュータの基本知識を学び、情報処理構築と運営をやってきた団塊の世代ももう太刀打ちできない。もう、考え方や行動の在り方、生き方そのものに大きな異質性を感じる。これから生きる上で、大いに考え直すことの必要性が出てきたのである。