科学技術の進歩発展に反して、人類のこころの未発達未成熟さが、自然を破壊し平和な世界観を遠ざけている。自国ではなく、自己のために振舞う姿が益々極悪人として見え、彼を支援するアメリカ国民の許しがたき判断に心痛、自由なき社会で力任せに自己の思想に反する人々に統制圧力をかけ続けるもう一つの大国の権力体制に、世界中の国が屈してしまうのか。まことに、矛盾とやるせなき虚無感を大いに感じる。新たな年が明けて、令和として善き時代の到来を願ったが、ビッグニュースが続き、緊張が続く毎日である。『王が仁のある政治を行う時に必ず現れるという聖なる獣、麒麟が荒廃した世を立て直し、民を飢えや戦乱の苦しみから解放してくれる』のは、誰なのか…そして、その麒麟はいつ、来るのか? ドキドキワクワクしながらも前向きな気持ちを持って、この一年歩んでいきたいものである。