通常国会予算委員会が開催されているが、相変わらず進展もなく結論が出ない論議で、いつもの無駄な時間を費やし、多数決で強硬しようとすることが見え見えである、政府与党。政策論議を後回しにし、自民党議員の不祥事を徹底追及する野党。質疑では一般論で逃げ、捜査中であるから無回答と、役人の作った文章を繰り返す内閣、堂々と不公平な議事進行を行う予算委員長、こういう実態を突破できない野党にも大いに失望感を強くする。やはり、議会運営、議事進行改革からやらねばならない。数がものをいう政治の世界、有権者の半数が投票、その半数である1/4で決まってしまう、現在、やはり選挙投票の棄権は、最悪の事態であることの認識を高めなければならない。そして、今一度、全世代型社会保障への改革について、を読み直すとともに、真摯な国会論議を期待したいものだ。