理化学研究所と富士通が共同開発したスーパーコンピューター「富岳」が演算速度などで「世界一」と評価され、「大変喜ばしい」と、文系おじさん政府は、敬意を表し、新型コロナウイルス感染症対策にも飛沫の飛散に関するシミュレーションで貢献しているとコメントをしている。いつもながら、知ったかぶりの彼らの理解度には、また、怪しく大丈夫かなと思い起こす。ICTは、ハード性能に加えてより重要なことは、ソフトウェアの有用有益性精度であることが、まだ、一般に浸透していないと思う。AIロボット万能のような社会を望む人々にとって、そのソフトウェアは、本当に正しい判断結論なのかと改めて問いたいものだ。