今日は、寒の入り『小寒』にあたります。これから、節分までが最も寒い時季となります。年始の挨拶も寒中見舞いとなり、相手の健康を気使う文面となります。七草粥、左義長、・・・など徐々に忘れ去られる日本の伝統文化を思い出します。それにしても、四季・各地に残る伝統行事の根底となる二十四節気、七十二候の『歳時記』こそ、正しく学校教育で学ばなければならないと思います。農耕を中心とした人間社会が産業革命・ICT革命で大変遷し、倫理道徳観を失った科学技術が社会を破壊し、物事の正誤判断が困難になってしまっている現在、正しい道は必ずあると信じ生き抜かなければならないと思います。その基本は、『忘己利他』のこころだと信じています。