午前中、税務署から二人来て、今日も延々と話し合い。
「フロンティアの活動は収益事業の運送業だ」という結論ありきで、これまでからの主張を繰り返すばかり。
書面で法律根拠と解釈、その理由を示してくれと頼んでも、「書類は出せない。書類を出さなければならない法律があるんですか?」と開き直られる。
フロンティアの福祉移送サービスが運送業だという法解釈ができるとすれば、税務署のサジ加減で、どんな活動も法人税法の収益事業にできてしまう。
法律を官吏がどんどん拡大解釈していくことは危険なことだと思う。民主主義の危機につながる。
曽根さんが「NPO法人についての研修会とかを受けているんですか?」と質問したら、「私たち二人では話し合ったりしてますけど…」と実に頼りない状態で、「公務員はボランティア活動ができない、公務員はNPO法人の役員になれない」と全く誤解だらけだった。
事実誤認からスタートしているので、いっこうに話が通じないはずだ。
二人の職員はまだ若いので、「結論ありきではなく、もっと社会に問題意識を持って柔軟に考えるべきだ。上司の言うことを聞くだけでなく、おかしいと思ったら意見も言わないといけない、なんか若者らしくない」と指摘をした。
曽根さん、井上さんと昼ごはんを食べ、福井さんも交えて、午後、市役所に行った。
フロンティアと関係ある部署で人事異動があったので、挨拶を兼ね、今後の様々な件について相談をさせていただいた。
夜は京丹後市に行った。