四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

府北部の声を府政に

2011年10月13日 | 京都府議会

 午後、葬儀に参列した後、自民党舞鶴支部事務所での《谷垣禎一推薦議員連盟》(会長:高橋秀策舞鶴市議)の役員会に出席した。

 《推薦議連》は市・町議の方々が中心となって組織しておられるのだが、これまで谷垣事務所の秘書としてお世話になってきたので、谷垣事務所の立場で村上影次秘書と共に同席させていただいた。

 綾部からは、高倉武夫市議と塩見麻理子市議お二人にご出席いただき、今後の活動内容について、提案をしていただいた。

 会議中に何度か、府の入札課長から連絡が入っており、先日、要望していた件の報告を聞いた。

 今朝の京都新聞に下記の記事が掲載されていた。

“府発注の工事制度見直しへ くじでの落札が3割超”

 京都府が発注する建設工事の入札で、最も安い金額で応札した業者が複数になり、くじ引きで落札を決めるケースが増えている。

 一般競争入札の拡大や工事減少により最低制限価格に近い価格で入札する業者が増えているためで、くじ引きによる落札が2010年度は3割を超えた。

 府は「行き過ぎた価格競争は、長期的には建設業界に疲弊をもたらす」とし、入札制度の見直しに向けて検討委員会を立ち上げる。
 
 府は入札の上限となる予定価格を事前公表し、下回ると失格になる最低制限価格は事後公表にしている。ただ、情報公開請求で手に入る工事の設計書や府が示す基準、過去の類似工事などから「最低制限価格の推測は可能になっている」(府入札課)という。

 府は、価格競争の激化について「工事の品質や現場の安全性の確保に影響する恐れがある。

 建設業者の体力が落ちると、特に地方では地域経済に与える影響も大きく、災害復旧や除雪などを担う能力も失われる」と弊害を懸念し、13日に学識者4人からなる「入札制度等評価検討委員会」を設置、入札制度の在り方を再度検討する。

 先日の本会議終了後に、《入札制度等評価検討委員会》の説明に来られて、委員のメンバーを見せてもらったら、また北部の人間が一人も入っていない。

 そこで、「1人くらいは府北部の委員を入れてほしい。大学の先生ばかりでなく、北部の経済実態を知っている委員を1人追加してもらいたい」とお願いしてあった。

 入札課長からは「新聞記事には学識者4人となっていますが、13日の初会合では新たに京丹後市商工会長さんにお願いして就任のご内諾をいただき、委員として1名追加する旨、説明をさせていただきました」という報告をいただいた。

 南北バランス解消については、“意識の改革”がまず重要だ。

 細かいことかもしれないが、1年生が大きなことばかり言っていても仕方がないので、長い目で見て必要だと思うことは、細かいことについてもしっかりと指摘をして、改善を求めていきたいと思っている。


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