3日目は、NPO法人北海道グリーンファンドを訪ねて、市民出資による風力発電の仕組みを教えていただいた。
昨日のメガソーラーよりも風力発電の方が発電量は大きく、投資額は少ないようだったが、“風まかせ”という不安定な部分や適当な場所がどれだけあるのかということなども感じた。
再生可能エネルギーで今すぐ全ての電力を賄っていくというのは、現実にはなかなか難しいのかなという印象を持った。
風力発電の現場も見学に行った。すごい勢いで風車が回っていた。「皆さんの心がけが良いようですね」と案内していただいた事務局長さんはおっしゃっておられた。
視察ではたくさんの方々からお話をお聞きする。
建て前の話と本音の話が出る。“言外の言葉”にも耳を傾けながら、京都府や綾部市に活かせることがあるのか、いろいろ考えながら視察している。
委員会の視察なので、自民、民主、共産、公明のそれぞれの会派の議員さんと一緒に行く。
党や地域によって、質問内容や視点が違うし、いろいろと勉強になる。
総務・環境常任委員会は構成メンバーが、30代4人、40代2人、50代2人、60代1人と若い委員会なので、行く先々で「京都府議会はお若いですねえ」とも言われながらの視察だった。