午前中、旭町公会堂で行われた旭町生産森林組合の役員さんと府中丹広域振興局の中村善剛森づくり推進室長らとの懇談会に同席する。
5月には戸奈瀬町生産森林組合の方々と話をしたが、同じ山家でも町区によって、様々に状況が違う。
今回は「顔つなぎ」のような機会なので、今後、連絡を密にしながら、旭町の将来にとってどうするのが良いのか、一緒に考えてもらうよう要請した。
夜は、自民党綾部支部主催の《第2回未来を語るセミナー》を開催した。70名ほどの方々にご参加いただいた。
今回の講師は、南丹市・船井郡選出の片山誠治府議。「道路・鉄道の整備促進で新しい流れを!」と題して、講演していただいた。
片山府議の選挙区は、府内で最も面積の広い選挙区であり、鉄道の駅も11個あり、駐在所は20か所あるそうだ。
綾部市とは隣同士で、JR山陰本線、京都縦貫道、国道27号線、国道173号線、府道広野綾部線、府道上杉和知線、主要地方道綾部美山線などなど、両選挙区をまたぐ懸案はたくさんある。
由良川も南丹市美山町~京丹波町和知を通って、綾部に流れ込んでいる。
観光振興や地方議会での経験や地域医療問題などについても語っていただいた。
これからも共に協力して、両市の課題に取り組んでいきたい。
JR山陰本線の複線化について、会場から「もっと住民運動も起こすべきではないか」と提起があり、まさにその通りだと感じた。
相根一雄副支部長の閉会挨拶では、アメリカの「公平性理論」を挙げ、「弱い地域をなくしていくことがアメリカのやり方。それが強いアメリカを作ってきた」と過疎地域での道路整備の重要性を説明された。
セミナー後は片山府議を囲んでの懇親会を行い、さらにいろいろなお話をさせていただいた。