日曜日の夜9時前。消防団の大志万部長から1通のメールあり。「災害対策本部が設置されました。午前3時から6時に激しく雨が降るとの予報なので、出動できる準備をしておいて下さい」というものだった。
深夜1時半、雨はさらに激しくなり、消防団に出動要請がかかった。2時すぎに詰所に行った。
交代で巡回しながら詰所待機していたら、「並松町、青野町に避難指示が出た。放送して回って」と言われて、「綾部市から避難指示が出ました。速やかに避難して下さい」と放送して回った。
並松町の水道事務所前の府道に冠水とのことで、土嚢を運んだり、警戒に立ったりして、明け方を迎えた。
平成16年の23号台風の時より、水位は高く、危険な状態だった。綾部市全域はどんなことになっているのだろう?と心配だった。
市民グラウンドも完全に水没していた。
10時ころ、ようやく詰所待機が解除され、自宅待機となった。
しばらくすると雨もやみ、晴れ間が見えてきた。
京都府からのメール、FBや電話で被害の様子が伝えられてくる。
午後、斎場の前があふれていたと聞いていた田野町、以前から心配な安場川、浸水が伝えられていた高津町と延町、綾部地区で避難指示が出ていた井倉町、水没していたという栗町交差点、堤防決壊した私市町などを見て回った。おられた方からの話も聞いた。
途中、小貝町のグリーン園芸の前では、芽理ちゃんが一家総出で浸水被害の片づけをしていて、話を聞いた。
いろいろと状況を調べて、出来得る限りの支援を考えてもらえるよう京都府にはお願いしていかなければならない。
改修箇所も増えた。国にもしっかりと予算を確保してもらわなければならない。
東八田、西八田、上林からも電話で被害を伝えていただいており、明日からは府議会だが、明後日18日(水)は休会で時間がとれるので上林方面に入って、状況を確認するつもりだ。