とうとう大相撲綾部場所の当日。
昨夜は相撲のために綾部入りしてもらった二ノ湯真士府議と飲みに行ったが、翌朝6時半には上杉体育館に集合した。大相撲綾部場所実行委員会の岡安吏四本部長から、役員とボランティアが今日一日の指示を受けた。
8時の開場前から、すでに長蛇の列。「綾部でこんな行列、久しぶりやあ!」とたくさんの方が喜んでおられた。
朝稽古が始まり、玄関ホールでは幕内力士が2名ずつ立って、サインや写真撮影、握手などに応じていた。
福知山市出身の千代栄もお母さんと一緒に玄関先に立ち、地元の知り合いなどと親しく話をしていた。「頑張れよ!」とたくさんの励ましの声があった。
昼前には会場は大入満員。幕内力士・勢の相撲甚句で「綾部~」という文句が出ると思わず鳥肌が立った。
今回の綾部場所でもっとも良かったのは、市内の小学生が入れ替わり制で、無料招待を受けたことだったと思う。
子ども達が大きな声で立ち上がって「はくほぉー、はーるまーふーじぃー・・・」と呼びかけながら力一杯、手を振る姿はほほ笑ましかった。力士もその呼びかけに応えて、笑顔で手を振っていた。
車椅子の方もたくさんお越しいただき、大きく手を振って応援しておられた。
そして、横綱の土俵入り。横綱は、まさに「神様」だと感じた。
そして、勧進元の挨拶と来賓挨拶。来賓挨拶では、市長、議長と共に土俵上に上がらせていただいた。
約5,000名の人が集まり、綾部の歴史に残るイベントになった。
今までに感じたことのない喜びと興奮を覚えた。
素晴らしい事業を成し遂げていただいた実行委員、ボランティア、スポンサー、観客の皆さん、本当にありがとうございました。