朝7時半から、全日空ホテルで毎月恒例の京都府市問題研究会に出席。
10時半からは、自民党府議団の勉強会「オータムセミナー」に出席。
昨日今日と二日にわたっており、今日は建設交通部会、健康福祉部会、経済産業部会、農林水産部会の諸問題について、理事者の説明を受けて意見交換した。
建設交通部会では、府民公募型事業について、「今後、国やJRと要調整の案件にも取り組んでほしい」と要望。
その際には、特にJR西日本に対して、京都府から本社の上層部にしっかり申し入れをしておいてもらわないと話が進まないのではないかと指摘した。
健康福祉部会では、中丹とか丹後という圏域ごとの高齢者数の増加や施設整備状況の把握が必要だということを指摘。
「これからの医療福祉費の伸びを抑えるためには、高齢者がボランティア等で、できるだけ生き生きと暮らせる社会づくりが必要。その際には、月に3万とか、5万くらいでも社会奉仕する人にお金が入る仕組みを作り、そのお金は税金をかけないとか、社会保障制度の所得基準要件に算入しないということなど考えるべきだ」と述べた。
経済産業部会では、商店街振興補助金について、「国が全額補助している時代に、府が2分の1で30万円上限という追随策しか出せないのではダメだ。国の先回りをしてほしい。地方の商店街に今足りないのは、商店街をコーディネートしていく人材。できるだけ若くてやる気のあるそういう人材のための人件費にした方が補助金が活きるのではないか」と指摘した。
農林水産部会では、「水稲からの転作作物として、もっと丹波栗の産地化を進めるべきではないか」と指摘した。
この質問には、林務課長が答えられたので、栗は「林業政策」に入ってしまっていて、「農業政策」になっていないのだということが分かった。後で聞くと、兵庫県では「果樹」として「農業」に入っているようだ。