10時半から、京都府商工会議所青年部連合会の第19回会員大会「綾部大会」が綾部市総合運動公園体育館で開催されたので、来賓として出席した。綾部商工会議所青年部(四方克弘会長)がホストとして、会員一丸となって頑張っておられた。
ずいぶん前に東京の鍋先生の紹介で出会った小浜・とば酢の中野貴之くんが日本商工会議所青年部の役員になっておられて、久しぶりに再会し、懐かしかった。
午後、西田昌司参議院議員を招いて、第7回「未来を語るセミナー」(自民党綾部支部主催)を開催。テーマは「近畿メガリージョン構想について~北陸新幹線ルート問題~」で、約90名の皆さんにお越しいただいた。
皆さん、関心の高いテーマであり、西田先生が提案しておられる「敦賀⇒小浜⇒舞鶴⇒京都⇒大阪(天王寺)⇒関空」という案について説明していただいた。
西田先生は北陸新幹線に関する与党プロジェクトチームの座長に就任されることが決まり、今後の進め方について自身の思いを述べられた。
他にも「大阪都構想や道州制の誤り」「東京一極集中の打破」などについて、詳しく説明していただいた。
自動車業界の方々との懇談会で、業界側から「すそ野が広く、日本の基幹産業である自動車が売れないから、消費税等を下げてほしい」という要望があり、それに対して「自動車が売れないのは消費税のせいですか?東京だけ人口が増え、地方は軒並み減少している。東京で自動車が必要ですか?自動車が1人1台不可欠な地方の人口が減っていることを考え直さない限り、自動車の販売は伸びませんよ」と言ったとおっしゃっており、まさに同感だ。
「東京の人口が増えると少子化に拍車がかかるんですよ」というのも同感だ。福知山は1.93、舞鶴は1.8という出生率は沖縄とほぼ同じ。日本の最高レベルだ。
日本海側へ人口を移すための新幹線ルートだとおっしゃっていた。日本のGDPを伸ばすためには、中央から地方への人口移動だという意見もまったくの同意見だ。
皆さん、熱心に聴いていただいた。
夜は京綾部ホテルで、京都府商工会議所青年部連合会の大懇親会に出席。綾部からの一般来賓が僕だけだったので、来賓挨拶をさせていただいた。
照明、音響に力が入っており、綾部では観たことのないすごい演出だった。