朝、来客対応の後、京都府議会へ。
府の大谷男女共同参画監から「KYOあけぼのプラン」の施策見直しについて、自民党府議団の府民生活部会長として指摘していた事項をどう反映させるかについて説明を受ける。
男女共同参画というと、働く女性への支援に目がいきがちだが、子育てのために仕事を辞めたり、仕事を減らしたりする女性への経済的支援や社会的評価を高めることも考える必要がある。
国を挙げて「少子化対策」に取り組んでいる今、国はこれまで進めてきた配偶者特別控除をなくしたり、配偶者控除もなくそうとする方針を転換するべきだ。
子育て中の専業主婦に経済支援をすることによって、都市部の待機児童問題などをやわらげることができ、子どもの数も増えていくのではないか。
直接的にお金が支援できなくても、子育て家庭の水道や電気、ガスなどの料金を下げるとか、子どもを3人以上産んだ女性には将来、年金を上積みするとか、どういうことをやったらいいのか?すぐには分からないが、そういう女性の意見も京都府の男女共同参画監が聴いて、施策に反映していく仕組みを作ってほしいと要望している。
13時から、府議会文教常任委員会の正副委員長会議に出席。
13時半から、文教常任委員会に出席。今日のテーマは「こどもの貧困」についてだった。立命館大学の野田正人教授からお話を伺い、委員からの質問や意見を交換した。
その後の報告事項では亀岡のサッカースタジアムのアユモドキのことについて、共産党議員から趣旨を逸脱した同じ内容の質問が何度も繰り返され、委員長から何度か注意があった。
アユモドキが希少種であり、その保全に地元の方々はこれまでから取り組んでおられ、府も最大限に配慮した計画を作ろうとしている。
アユモドキがそんなに大切なら、全国の他の地域でこれまで開発によって絶滅させてきたことの反省はあるのか?
共産党議員は三人共に京都市内選出で、我々の北中部よりも便利で人口の多いところに住んでいて、自分たちのところではどんどん環境を変えて住宅を増やしておいて、亀岡市のことばかり責めるのは筋違いだ。
亀岡市や京都府も最大限、アユモドキの保全には配慮しなければならないが、府内で人口3番目の都市である亀岡市の駅前でアユモドキを飼わなければ国際的非難を浴びるというのなら、国が亀岡市や府北中部の人口増加にもっと責任を持って、お金を投じて対策を打つべきだ。