水曜日、木曜日は自民党府議団の管外視察に参加。朝7時53分発の特急で京都に向かい、新幹線と特急で大分市へ。
最初は大分県森林組合連合会を訪ねて、大分県の森林・林業の状況や大分県森林再生機構の再造林への補助制度などについて勉強した。
続いては大分県立美術館を視察。新しくオープンした美術館で、建物のデザインもおしゃれだった。
2日目は、日田市大山町の大分大山町農協を視察した。矢羽田正豪組合長からお話をお聞きし、これこそが農協のあるべき姿だと感じた。
「日本一貧しかった村」は50年前に「桃栗植えてハワイに行こう!」というスローガンのもと、農協の営農指導によって、農家は収益率の高い農業生産を行うようになり、少ないところでも700万~800万の所得を上げ、1000万円プレイヤーも200戸ほど、多いところは梅農家で4000万円というところもあるとおっしゃっていた。総戸数959戸、わずか3000人弱の人口と578戸の農協組合員の村でのことだ。
現在は木の花ガルテンという直売所兼農家レストランを10店舗も運営している。
農家の7割はパスポートを持って、年に何度も海外旅行して、見聞を広めておられるそうだ。
昼ご飯は視察先の木の花ガルテンで野菜中心のビュッフェを食べた。
午後は日田市から佐賀市に移動し、明日の綾小フェスティバル&PTA主催の教育講演会(講師:朝原宣治氏/北京オリンピック400mリレー銅メダリスト)に出席するため、佐賀駅から綾部に帰った。帰るのには電車や新幹線を乗り継いで、6時間かかった。