14日㈰、昼間は事務所でプレゼンテーションの資料作成。12月3日㈮14時~、ITビルで開催する「御用聞き」生活支援サービス説明会(あやべMBTプロジェクト主催)では初めてPowerPointの資料で説明しようと四苦八苦している。
「御用聞き」生活支援サービスについては追い追い詳細をご案内していきますので、説明会にはぜひ多くのご参加をお待ち申し上げております。
夜は日本有数の「キュレーター」としてご活躍の四方幸子さんを囲んでの懇談会にお誘いいただいた。四方さんは綾部市出身で、多摩美術大学や東京造形大学などの教授をお務めになっており、新聞などで活躍を拝見したことはあったが、お目にかかるのは初めてだった。(写真の左から2人目が四方さん)
キュレーターという仕事はあまり聞き馴染みがないが、コトバンクでは「美術館や博物館などで、展示する作品の企画から運用まで全般を請け負う仕事。アーティストの選定から作品の借り出し交渉、展示場の構成、カタログ制作、宣伝、搬入、返却まで一切の責任を担う。日本語に訳せば学芸員なのだが、本来のキュレーターの仕事の範囲と権限はそれに比べてケタ違いに広く、かつ強力。海外にはスター化した花形キュレーターも珍しくない」と説明されている。
四方幸子さんは、京都府の日本博京都府域展開アート・プロジェクト「ALTERNATIVE KYOTO−もうひとつの京都−」の「想像力という<資本>」のキックオフイベントのモデレーターをしておられて、そのパンフレットで「四方さんという人がおられるな」と拝見していたので少し覚えはあった。
10年ほど前から、綾部の歴史のことにも関心を持たれて、いろいろ調べておられるそうだ。これから綾部の深い部分を探求していただき、そこから「大事なもの」を世界に発信していただけるものと期待している。
今回の会場は綾部市神宮寺町にある自然食おばんざい「綾部つむぎ」で、このお店も初めて訪問した。オーナーの滋野悦子さんはよくよく知っている方のご親族であると聞き、驚いた。
ここでの通常営業は今日が最後で、綾部市内の別の場所で違う展開を模索しておられるそうだ。美味しい料理を食べさせてもらって、楽しいひとときを過ごした。
政治家と芸術家と宗教家。
形のない物を形にしていくことや究極の目的が「世界平和」であること、しかし、お金や名誉に目が眩んで権力の使い方を誤る危険があることなど、共通点のある仕事だと改めて思った。
大本の出口王仁三郎聖師が「芸術は宗教の母」だとおっしゃったように、「芸術は政治にとってのお母さん」でもあり、「芸術なき政治」はありえないのだと思う。